モチベ維持のための創作活動精神論【2020アドカレ10日目】

【この記事はTapeStop100 Advent Calendar 2020の10日目の記事です】

また会いましたね。Lac-Baです。
特に言うことがないですね。最近生活習慣が乱れ気味です。

さて、今日のアドカレはモチベ維持のための創作活動精神論と題しまして、タイトル通り創作活動にあたって重要な心構えというか気の持ちようみたいなものを話していきたいと思います。とはいえ僕自身そんなに偉そうに講釈を垂れるほどの地位も実力もないので、「こんなことあるよね」「あるあるー」くらいの気持ちで見ていただけると幸いです。

1.楽しむこと

とにもかくにも、まずはこれが一番大事だと思っています。商業でやっているならまだしも、大体の人は趣味で創作活動をやっているわけですし、楽しまなければ始まりません。楽しくもないのに、むしろ辛いのに創作をやっているのは自分の身を削りかねないと思います。

この記事で取り上げた「自己承認重視」型だろうが「他己承認重視」型だろうが、まず作品を生み出すためのパワーは結局楽しむことなので、やっぱり楽しんでやるのが一番だと思います。

逆に「最近創作やってても楽しくなくなった……」と思うのであれば、何か気分転換することをオススメします。外へ出かけるとか、創作やってた時間で寝るとか。他のものに趣味を見出してみるのもアリだと思います。
「創作に関わってないと不安になる!」というのであれば、何か本を読んだりしてインプットするのもいいかもしれません。インプットだってれっきとした創作活動です。いったん作るのはお休みにして、作られたものからアイデアやモチベーションを得ましょう。たとえばゲームとか。ゲームやりましょう。ちょうどここに記事があるので。

2.誇ること

何言ってだこいつ、と思われるでしょうが一旦抑えて。
創作活動について、「誇ること」は重要なファクターだと僕は思っています。出来の良し悪し、やっていることの新旧、その他さまざまなことに関わらず、「これが俺の作品だ!!」ととりあえず胸を張ってみるのがいいんじゃないかな、と思う今日この頃です。
これは僕が自己承認欲求に大分偏っているからなのかなとは思いますが、結局のところ自信のないままに生み出された作品というのはそれだけで魅力が半減してしまうのではないか、という気がしています。
また、誇ることはモチベーションの維持にも繋がると思っています。自信がないままに出来た作品を見て、「やっぱりダメかもしれない」と思って、また自信がなくなっていく。そういう悪循環に陥ってしまうと、抜け出すのはかなり大変です。
あんまり上手く行かなくても、とにかく誇ってみる。そうすればモチベーションは何とか保てるし、そうしていくうちにいつか納得の行く作品が生まれるんじゃないかな、と思います。

3.目標を立てること

ぶっちゃけモチベーション維持のためにはこれが一番だと思っています。自分が割とストイックなタイプなので……(自分で言うのもアレですが)。
目標でも課題でも何でもいいので、「ここをこうする!」みたいな具体的なものをひとつ据えるだけでモチベーションは保たれます。ちなみに僕は2022年に開催される(はずの)「MOE2022」には胸を張って参加できるように画力を高める、というのを大目標にしています。練習サボってたらどついてください。
また、直近に作った作品から課題点を見つけることもモチベ維持になります。これは上の「誇ること」と矛盾しそうに思えますが、違います。自分の作った作品を誇りつつも、さらに誇れるように修正できる部分はどんどん修正していく、そういうプロセスの中でモチベが保たれるのかな、と思います。これについては僕も実践している途中なので何とも言えませんが……ちゃんと形にできるように頑張ります。

4.人の話を聞かないこと

これが本質です。何なら今まで言ってたこと全部忘れてここだけ読んでください。
もしかしたら誰かに作品を見せてアドバイスなり意見とも何ともつかないものをもらったりすることもあるかと思いますが、それを聞き入れる前に少し考えてください。「本当にそれは自分にとって重要か?」と。
例えば、自分の求めている方向性とは別の方を向いた意見。カレーが大好きでカレーを作ろうとしているのに「シチューの方がいいんじゃね?」とか言われたら「は?」となりますよね。
例えば、自分のアイデンティティに関わる意見。「うちの子じゃなくて○○(版権キャラ)描いたらいいのに」とか言われたら僕はキレる自信があります。
まあそんな感じで、何を受け入れて何を聞き流すのか、その取捨選択がモチベ維持には大事になると思います。

また、同じことが講座系のサイトにも言えます。むしろこっちの方が重要かもしれません。
「絵が上達するためのテクニック!」とか「作曲がどうのこうの」みたいなタイトルで色んな情報がインターネットに載っていますが、やっぱりこれも取捨選択だと思います。
絵に例えれば、ポップで可愛い系の絵を描いている人の言うテクニックと、繊細で美しい絵を描いている人のテクニックとではかなり違ってくるかと思います(もちろん両者に共通する基礎の部分のテクニックはありますが)。
冷静に考えたら、書いた人がバラバラなのに全部が全部受け入れられるわけないですもんね。僕も今思いました。今自分が目指しているのはどこなのか、それを念頭に置くといいのかもしれません。僕自身心に留めておきます。

おわりに

さて、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
周りに比較対象が多すぎて創作してると時折死にそうになる今の情報社会時代、何とかモチベを保って共に生き延びましょう。僕も頑張ります。
それでは。Lac-Baでした。

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文責:Lac-Ba / 洛葉みかん
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Team TapeStop100
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