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ペルー旅日記1 〜準備

若い頃からペルーに行きたかった。
が、スペインにいたときはペルーの政情が安定してなかった。
日本に帰ってペルーが安定したらお金がなかった。
お金に余裕ができるようになったら時間がなかった。

そして今、お金も時間もある!
どっちも唸るほどはないが、家賃に困るほどでもないし、面倒を見なくてはいけない子供も老人もいない。今だっ!今しかないっ!

というわけでペルーに行くことにした。
はじめ一人で行こうと思っていたが、夫が「一人で行くと帰ってこない気がするから付いて行く」と言うので夫と行くことにした。帰ってこないってことはないでしょ!と思ってたが、この話をすると何人もの人が「ああ〜」と納得した顔をするので、どうやら私は周囲の人には「そういう人」だと思われているらしい。

絶対に行きたいのはマチュピチュ。
リマもクスコもまあ別にどっちでもいいかな?という感じ。
ナスカにも興味があったが飛行機が苦手なのでやめた。
それで「聖なる谷(valle sagrado)」と言われている一帯をひたすらうろつきまわるという計画を立てた。

ペルーの南っ側。クスコに近い。
ツアーなんかだと1日でバーっと回る感じのところを

ウルバンバ(標高2871m)に3泊
オリャンタイタンボ(標高2792m)に4泊
ピサック(標高2972m)に3泊
クスコ(標高3399m)に3泊

で宿を取った。2週間を聖なる谷に全振りである。
暇にはならないと思うけど、どうだろうか。

宿・飛行機・お金・マチュピチュ入場券

宿は全てbooking.com。
ブッキングドットコムはチャットで宿と連絡できるのがいいのだが、そのチャットの日程がおかしなことになっていてけっこう慌てた。

8/22~25の予約をしたのに、チャットでは23~26になっており、更に宿から本文では9/3~6と書いてある。問い合わせたら、「はーい心配しないでね8/22~25で入ってるよ」みたいな返信が来た。


飛行機はスカイスキャナーで調べて、HISのオンライン予約。LATAMというチリの航空会社。アプリがあったのでダウンロードしたが、全く繋がらない。

ほぼこの表示で時々つながるが、席の指定も食事の指定なども全く出来ない。さすが南米!

でもHISで予約したので安心だった。帰りの乗り換えが不安で一本早い時間にしてもらったが、それも日本語でチャットで対応してもらえた。Eチケットを印刷して持っていく。

マチュピチュの入場(67ドル=1万円)と電車(往復162ドル=2万5千円)はインターネット。時間指定になっていて、パスポートNo.まで入っているEチケットが発行される。4時間滞在で1万円!高っ!でも仕方ない!

米ドルを宅配の両替で400ドル分両替。151円で両替したので6万円超えた。これを現地でペルーソルに再度両替する。
ペルーではどうやら米ドルも流通しているらしい。
まだペルーソルに両替してないからわからないが、今回の旅行は
1ドル=150円=3.7ソル
1ソル=40円
という計算で考えることにする。まあまあ計算しやすいが、ドルとソルが両方あるのって混乱するな〜。

こんなの作った。

みんな(英語だろうとスペイン語だろうと)そうだと思うけど、15と50と500とかってさ、ただでさえ言い間違えるよね?スペイン語だと60(せせんた)70(せてんた)問題もある。
その上「ソルで交渉してるつもりでドルで請求されたりするから注意」とかガイドブックに書いてある。
50って言ったつもりで500って言ってて、その上「ドルでした〜」とかなったら気が狂うかもしれん。
ということで、数字のおさらいを一生懸命にする。
そして値段の交渉(計算含む)については夫に任せることにした。私はひたすら数字を言い間違えないように通訳に徹することにする。

保険・プライオリティパス・スマホ・アメリカビザ

楽天プレミアムカードというのを作った。ゴールドカードみたいなやつ。
会費が年間1万円。
海外旅行保険がついてきて、プライオリティパスも作ることができる。
プライオリティパスは、空港のラウンジを無料で使えたりするカード。
今回乗り換え時間がメキシコで6時間・リマで7時間・ロスで6時間あるので、ラウンジに行ったりして愉快に過ごそうという計画だ。なにしろ夫も私もすっかり中年のGGとBBである。金で解決できるものはする。

スマホのSIMは普段楽天を使っているが、楽天はなんと海外でも使える。3ギガだったかな、まで無料。ありがたいなあ。
夫は楽天をなぜか忌み嫌っていて、プレミアムカードを作ったりするのも本当は嫌だったようだが、コスパ的に楽天は素晴らしいと私は思う。

アメリカで飛行機を乗り継ぐ時には、乗り継ぐだけでもESTAというビザを取らねばならない。オンラインで完結。日本語でできて(入力はローマ字)すぐに承認された。21ドル(3000円)。乗り継ぐだけと思うとモヤモヤするが2年有効と言われればそれほど高いとも思わないイイ線いってる値段だと思う。

高山病対策

聖なる谷のあたりは標高が高い。一番低いオリャンタイタンボで2792M。高山病は2500Mすぎると起きる人には起きるらしい(平気な人は平気らしい)。
調べると日本でも予防薬をもらえるらしい。
更に調べるとオンライン診療で薬が買えるそうである。すごい時代になったもんだ!
それで愛知県の病院でオンライン診療をしてもらい、神奈川県の薬局からオンラインで薬の説明をしてもらい、家に宅配してもらった。

ダイアモックス。

ということで、現在成田の東横イン前泊からの、朝9時半の飛行機搭乗前。無事にラウンジも入れて優雅にコーヒーを飲みつつブログなどを書いているところ。
腰の具合はまあまあ。
アエロメヒコーラタム(国際)ーラタム(国内)という流れなので、いちいち預け荷物をピックアップするのかと思っていたら、クスコまで直接行くという。楽だけど、本当にクスコで荷物が出てくるのか不安。

ということで、行ってきます!
旅行記はその場で書かないと何も思い出せないので、毎日更新目標!

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