第20回 すみれや茶会
茶譜
20多年老単叢茶枝 #バンブー茶館
許君麗単株 #hojotea
松林大樹茶園 単株古樹生茶 M No.11 #hojotea
本金彩青花月季図中山杯
本景徳鎮青花薔薇図杯
増沢菊花文茶壺
#国際景徳鎮試験場
マグでの啜り
今年の秋は、例年の秋と違いまだ蒸し暑さが残る。
参加者が奏でる三味線の演奏と合わせ、音と香が織りなす世界を現出したく、 「いき」をテーマに。 (日本語の"iki"という発音には、呼吸や生きることや粋などの意味があります)
身体の中から香りが立ち、その呼吸、息をすること、香りが立つところの表面と深部、その陽と陰の違い。
三味線の音も茶気と同様に身体に入っては出て、茶の間全体が大気に包まれた時間となりました。
話題は、(とても静かな、会話)
フランスの中等敎育から、日本の漢文教育の論争、敎育制度の歴史、日本の小学校で習う算数、古来の算術と中学以降に学ぶ数学、鶴亀算の意義。なぜ、小学校では和算を学ぶのでしょうか?
フランスの数学敎育は初めから方程式らしい。
国際的には数学の一元化が進んでおり、岡潔の世界とそれ以外に。
舞踏とダンスの違い。リズムではなく。能と舞踏の類似性、合気の技の考え方。
英語のフランス語への侵略、日本語の特異さによる抵抗。やまと言葉。いき、息、生き。
三味線の音、調和観の違い、直線的に子音に並ぶことか、並列的に異なる音が並存することか。音のない音も含めた調和。
声と音と言葉。異邦人の視線、感覚。
吸い込まれるような茶気、その人らしさ、茶と音の身体への薬効、渾然とした調和の世界へ。
これが迷走茶会?
三番目のお茶は魂振りに似ているとのこと。清めだけでなく吸い込まれるような。
参加者の言葉と声、ものを思いながら弾く三味線の音、そして茶器によって導き出される茶気が、部屋全体で渾然一体となった茶会となりました。
とても面白い。
こうした感覚を呼び起こし共感して頂いた参加者の皆さまに感謝いたします。
告知 11月23日(土曜日) に、茶と音をテーマとしたお茶会(午前)、演奏会( 午後)を、すみれやさんで開催します。
予約・お問い合わせ先:info@sumireya.org か DMで。
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