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震えた七草粥を忘れない
今日は七草粥の日ですね!
こちらについて色褪せない味深いエピソードが2つあります。
春の七草の覚え方🌿
大学の友人と語呂で覚える何かについて白熱し、春の七草の覚え方を口ずさんでいた時、不思議ヒントをもらってこのエピソードと共に覚えた記憶があります。
「せり・なずな/ごぎょう・はこべら/ほとけのざ
あれ続きなんだっけ?」
「ほら!ドラえもんみたいな?!思い出して!」
「え?ドラえもん??」
「身につけてるものは?」
「すずな・すずしろーー!これぞ七草」
愉快な友人です。最近転職が決まったそうでめでたい!
あの日食べた七草粥は超えられない🍚
中高時代から今に至るまで親交の深い、血液型の全員違う(!)いつめん4人組がいます。
ユニバに行くよりもカラオケが大好きな4人組で、10時から18時までフルで歌っても歌い足りていなかったような、一人一人全然個性も違うけれど愛しき人達です。
ある冬、1人の家に皆で泊まりに行って、
当時音楽一家だったフルートが上手なAと、歌ってみたが流行っており、そういう機械・流行に強かったB、ピアノが上手なCとその頃から食い意地の張っていた私でしたが、やってみようよ〜というライトなノリで防音室に篭りながら歌い、夜通し喋り倒していました。(この時録音不良で結局曲はうやむやに。笑)
気づけば朝。寝落ちをしていたようです。
暖房のない防音室で。真冬に。
歯がカチカチ鳴るくらいの寒さに、Cと寒さの中目が合いました。寒すぎると。
防音室を一歩出ると、暖房の効いた極楽空間。
家主はちゃんとここのあったか空間のソファで寝ており流石やなぁと感心しつつ、いや起こして〜〜!みたいなじゃれあいをしていました。2人だけ凍えている中(Bは着込んでいたのか平気そうだった)ご飯ですよ〜と呼ばれてそこに救いが…!
そう、ちょうどこの泊めてもらった日が七草粥の日だったのです。よそってもらったボウルを触るだけで手が熱に包まれ、一口食べた瞬間芯からあたたまるってこういうことととっても感動しました。
心からあたたかい、おいしぃぃい、あったまるぅ!
あの日のお母様の偉大さ、あたたかさは永遠です。
なんやかんや一人暮らししてからも毎年フリーズドライの七草粥キットを活用して作ったりしていますが、やっぱりあの日の美味しさには届きません。笑
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でももう芯から凍えるのもこりごり!
今日もあったかい家で楽しみたいと思います。
皆様の笑顔と健康も祈って。
ではまた🌿