「お前に触れるのが、こんな気持ちになるとは思わなかったな」「……もう……君ったら、そんなこと言わないで……」
なんかトロワとカトルは戦後とかプリベンターとかずっと一緒に行動してて、お互い唯一無二の関係を培ってるのに全然ストイックでカトルもトロワも全然無頓着だからお互い何もしないまま友人や仲間として当然のようにずっと一緒に過ごしてて、何かの作業を一緒にする事になって同じ施設内でやってるから同居みたいな事になってるって言うのがいいじゃないですか。それってFTみたいなもんですけど、FTもトロカト的に相当いい感じの状況だからね。
それでずっと意識してないけどお互い結婚もせず恋人も作らないどころかどうやって制欲の処理してるんだか知らないけど無頓着だしガンダム作るっていう任務があるからもうそっちに集中してるからどうでもいいと思ってるって言う状況で、カトル様が作業中にもはや倒れてる状態で倉庫とかの床にうつ伏せで全身放り投げて突っ伏しててトロワが近づくと、睡眠取ってるって言う状況があって、仕方ないからカトルのお部屋にトロワが連れてってあげるって言うのがいいと思うんですよね。
「カトル、ここじゃ賄えないパーツがあるんだが、構造自体を変える事を考えている。支障はないと思うが、一応意見を聞かせてくれ。……カトル?」
「……」
「寝るなら寝室に行った方が効率よく睡眠が取れるぞ。聞こえてないと思うが」
「聞こえてるよ……」
「よくその状態で眠れるな」
「捨てておいて」
「相変わらずはっきりとした寝言だな」
「15分だけ仮眠を取る」
「例え15分でもベッドに横になった方がいい」
「いいんだ」
「……」
ひょい
「……トロワ、その持ち方はちょっと……」
「そう思うのなら自分の足で歩くんだな」
「すーすー」
「(よく眠れるな)」
パタン
どさっ
「うーん」
「布団をかけるぞ。服……は、脱がないんだな」
「すーすー」
「脱がすぞ」
「ん、んん……」
「……」
「……トロワ、着替えさせてくれるのはありがたいんだけど……、そのままだとお腹が冷えちゃうよ……」
「……」
「ふふっ。僕の知らない間にまた君の知らない穴でも開いてる……?」
「いや、……懐かしいな」
「……あの時はサンドロックまで連れていってくれたんだったね……」
「今でも痛んだりはするのか?」
「つった感じはする事があるけど、思い出しもしない事がほとんどだよ……まあ分かってて聞いたのは分かるけど」
「……」
「トロワ」
ぽんぽん
「ここ、君も寝て」
「……」
ごろん
「君のこの傷の一つ一つも……君を作った傷なんだね……」
「……」
「今は痛む?」
ってカトル様が言ったのは体の痛みではないんですよね。そんで二人とも誰とも今後性交渉とかもしないわけだしってなって(どうしてそうなったのかは私の頭のせい)雰囲気でしたこともないとか、実は一回だけしたことあるとかでキスして、最終的に行くところまで言って次の日キャスリンに気づかれて、やっとくっついたの?って言われるトロワまで想像したところです。何を書いてんだ。
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