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私は「ものづくり」を起点に、お客さまと向き合いたい。株式会社Le Planを設立しました!

本日 2022年12月1日、株式会社Le Plan(ルプラン)を設立しました。代表取締役社長をつとめます、池田 実加です。

株式会社Le Planは、私も創業者の一人として参画し、取締役として経営に携わっている株式会社LA BOUSSOLE(ラブソル)の、ものづくりの部門が分離独立した会社です。

この記事では、なぜ今、ものづくりの会社をつくろうと思ったのか。そして、そこにどんな未来を思い描いているのかを綴っていきます。

根っこにあり続ける、手に取れる「もの」を愛する思い

社名の"Le Plan"は、"LA BOUSSOLE"と同じくフランス語。「ルプラン」という、可愛らしい響きが気に入っています(笑)
市街図・路線図・設計図などを意味していて、大陸を表すような地図よりはもっと身近で、目的地までの道のりを俯瞰できたり、具体的な案内をしてくれる存在です。

「お客さまの、ものづくりに関する悩みを解決する地図のような役割を果たしたい」という思いから名付けました。

母体となったラブソルは、今年で設立9年目。元々は、ノベルティやオリジナルグッズを制作する会社として立ち上げました。幸せなことに、素晴らしいお客さまに恵まれ、「こんなことできますか?」とお声をかけていただくことで、コンテンツ制作の分野のお仕事も増えていきました

世界の状況も人々の働き方も大きく変化していく中で、ものづくりに限らず事業の幅を広げていけたことで、私たちを何度も救われました。
私自身も、WEB制作やメディア運営などさまざまなプロジェクトに携わり、多くのことを学び、吸収することができました。

しかし、新しいことに挑戦しつも、私のメイン担当はずっとものづくり。
やっぱり私は、とにかく手にとって触れられるアウトプットが大好きなんです。

思えば、大学を卒業して仕事を選ぶ際にも、見ていたのはメーカーばかりでした。新卒で入社した化粧品メーカーでは、商品開発を担当。ラブソルを立ち上げるために退社するまでの間、商品のコンセプト開発から、処方、パッケージデザインまで、関係各所と連携をとりながら「商品=もの」をつくりあげる仕事に従事していました。

化粧品メーカー勤務時代に携わっていた商品 
駅広告をPRの一環で山手線各駅に出したときのもの

「ものづくり」が大好きな気持ちは、私の根っこに変わらずにあり続けるのだと思います。

そして、ものにあふれたこの時代に、あえて手触りのある「もの」をつくるのだから。いらないもの、すぐに捨てられてしまうものは、絶対につくりたくない。大好きだからこそ、こだわってきたことです。

ラブソルからルプランへ、色褪せないミッションを胸に

ラブソルを創業してからしばらく後、他の事業が増えていったこともあり、ものづくりに特化した「Novelty Cafe」というサイトを開設し、オウンドメディアをつくって情報発信を続けてきました
おかげさまで、こちらのサイトを通じてたくさんのお客様のものづくりのお手伝いをしてきました。

ものづくりの事業と、コンテンツ制作の事業。二つが良いバランスで循環しているのがラブソルです。そんなラブソルは、来年で10年目を迎えます。この節目を目前に、ものづくり事業を独立させ、新たな会社をつくることにしました。

なぜ今、独立させるの? と問われたら、もっと深くお客さまと関わって、もっともっと対応できる幅を広げて、とことんものづくりをしたいからということに尽きます。

はっきり言って、スタンスは今までと変わりません。
ラブソルのホームページのトップには、ミッションとしてこんな言葉が記されているんです。

“オリジナル”を求めるひとにとっての羅針盤になることを目指し、ものづくりとデザインの力で、世界をちょっとだけ明るく照らしていきます。

つくってから何年も経っている言葉なのですが、私たちの中でも少しも古びていません。新しい会社、ルプランでもこの思いは変わらずにつないでいくつもりです。

ものづくりを通して、お客さまと、もっと深く。
そう考えたのには、ここのところのものづくり事業の変化がありました。

創業当初は個人の方や店舗さま、法人でもそれほど規模が大きくない会社さまが多く、少ないロットでの制作や、データ作成ができないというようなケースに一つひとつ、寄り添ってきました。

最近では、全国に流通する販売商品に付随するアイテムや、有名ブランドさまのノベルティ制作などもご依頼いただくようになりました。扱うアイテムも制作する数量も、どんどん大きくなっています。

しかし、規模が小さかろうか大きかろうが、お客さまがものづくりの際に抱くお悩みは、案外変わりません

あえて自社製品以外のものを、思いを込めてつくろうと考える人たちは、いつだって自社のブランドやサービスを魅力的に見せるためのノベルティやグッズを求めているし、大企業であってもそのアイデアが湯水のように湧いてくるなんてことはあるわけないのです。

専門の畑以外でものをつくろうとすると、どうしても知識や技術が不足します。思い描いたイメージはあるのに実現できない、そもそもイメージを描くところまでいけない。
真剣であればあるだけ、そのような悩みは尽きません。

だからこそ私たちは、どんな規模であっても、変わらずにお客さまの課題に向き合い、寄り添いながら、ものづくりを通して解決をしたいと考えています。

そのために、デザインや企画、時にはブランディングやマーケティングの観点からもお客さまに寄り添える、ものづくりに関わるプロ集団を育てること。
それから、実際に印刷をしたり、製造をしてくださる取引先さまのおかげで仕事が成り立っているのですが、わたしたちと一緒に無茶もしてくれる最高のものづくりの専門家たちとの提携を、もっともっと増やしていくこと。

上記のことに注力するために、ルプランを設立させました。

新会社Le Planでやりたいこと

ルプランでは、以下の3つの事業に取り組んでいきます。

ものづくりコンシェルジュ(名称検討中!)

企業・店舗・ファンクラブなど、オリジナルグッズや記念品、ノベルティを制作する方を継続的にサポートします。ものづくりを定期的に行っている方に共通する悩みが、「何をつくったらいいか、毎回悩む」「依頼する業者を選定するのが大変」「初めての業者に頼んでみたら、期待したクオリティが得られなかった」というもの。これらを解決するのが、ものづくりコンシェルジュです。ものづくりのプロが、お客さまに伴走します。季節ごと、イベントごとの制作アイテムのご提案から、実際の制作まで承ります。

Novelty Cafe

ノベルティやオリジナルグッズをつくるためのサービスサイトとして、2016年にスタートしました。
カフェでお茶をするように、お客様とじっくりお話をしながら楽しくものづくりをします。
今後も変わらずに、初めての方やデータ作成ができない方にも寄り添って、世界に一つだけのオリジナルグッズを制作します。

ブランディング、企画、デザインまでお手伝いするOEM

提携工場にて、完全オリジナルのアイテム制作をいたします。ラブソルと連携を取ることで、ブランディングやデザイン面でもサポートが可能。販売品やサービスの魅力を際立たせるものづくりを目指します。

ルプランは、はじまったばかり。まっさらの状態です。
走りながら地図を描き、進んでいく中で、何か変わることもあるかもしれません。

それでも、私のものづくりへの思いは、変わりません。

前職、ラブソルと、続けてものづくりに携わって来られて、とても幸せです。お客さまがつくりたいものを共に生み出す日々は、水面化ではドタバタですが(笑)、とてもとても愛おしい日々です。

そんな中、実はずっとやってみたかったことがありました。それは、再び商品開発をすること。お客さまとアイテムのコンセプトや設計から考え、試作を重ね、とことんこだわってつくり上げていく。
ルプランでは、今まで以上にオリジナル品の制作に力を入れていきます。

ずっとやってきたことが、本当にやりたかったことに近づいてきていて、今とてもワクワクしています

新会社ルプランでも、変わらずに、全力でものづくりしていきます!
何かつくりたい! と思った時には、ぜひ思い出してもらえたら嬉しいです。

池田 実加▶︎SNS...Twitter / note

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編集:柴山 由香
バナーデザイン:小野寺 美穂

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