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Sarah in Toronto-30代からの海外生活-🍁 Vol.3 Pride Toronto

★English Ver. : https://medium.com/@labosarah/sarah-in-toronto-vol-3-pride-toronto-94898d0e2338

『Sarah in Toronto』は、私(さら)が長期滞在中のカナダ・トロントで経験した様々な事柄を独自の視点で紹介するコラムです。第3回はカナダで一番大きなPrideパレードのお話🏳️‍🌈。

LGBTQ+フレンドリーな街、トロント。
街では同性カップルをよく見かけます。(カナダでは同性婚が法律で認められています)

トロントの多様性を象徴するように6月に開催されたのが『Pride Toronto』
毎年1回開催されるカナダで一番大きなプライドパレード(多様性を祝福するパレード)です。1981年から開催され、毎年300万人の人が訪れるのだとか!

私が到着した時期はちょうどイベント前だったこともあり、街の至る所でPrideのシンボルである”レインボー”を目にしました。

ビルやショップに至るまで、街がプライドカラーに染まっておりました!
いろんなところでレインボーを発見。企業もプライド色に染まるってすごいかも!

イベントはトロントのダウンタウンで3日間(金〜日曜)に渡って開催されました。みんなが口にする言葉は「Happy Pride」!
そんなイベントの2日目と最終日に街に繰り出してみました。

2日目:

エリア一帯での企業・団体によるテント出展・イベント開催がメイン。
参加者が身につけている衣装が非常に華やかなので歩いてみるだけで楽しめます。

ホコ天となったダウンタウンの道路にたくさんのテントが並びます
ビルボードにはゲイの出会い系サイトの広告
こちらはNikeがやっていたダンスワークショップの様子。
コーチのサポートで初心者でもみんなでダンスを楽しめる企画!

驚いたのが、すっぽんぽんの人もいたこと!(思わず2度見してしまった)
多様性の解釈は様々ではありますが、一応パブリックスペースということもあり、それに関しては理解ができず(^^;)

あの状態で電車に乗ってきたのだろうか

エリア内にはいくつかの大きなステージが組まれ、DJによる音楽イベントが行われていたのですが、ずっと見入ってしまったのがT字のステージ上で行われていた『The Party Monster Ball』と名付けられたイベント。

これはオープンステージで、「Face」「Body」「Bizarre(奇抜)」...といったカテゴリーに対して、我こそは!という人がステージに上がって音楽に合わせてパフォーマンスをするコンペティション。

ガンガンに鳴り響くDJの音楽に合わせて、ウォーク&ポーズを決める登壇者。登壇者の装いは非常にインスピレーショナル。そのパフォーマンスに合わせて2人のMCが合いの手を入れるのですが、それがたまらなくリズミカルで心地がよかったです。

最終日:

イベントのクライマックスとなる最終日は、街をあげたパレードが目玉です。
ダウンタウンの通りを封鎖して、250以上のグループが街を練り歩きます。

ちょっと様子を見てみよう、と近くの駅に着いてびっくり。
街を埋め尽くす、すごい人!

パレードの通路を囲む人々

パレードの列が詰まってなかなか進んでおらず隙間が目立ちましたが、様々な団体がカラフルな装いで多様性をお祝いする様子に熱気を感じました!
(人があまりにも多く、ちょっと見ただけで満足し家に帰ってテレビで様子を見守りました(笑))

ハッピーバイブス全開のパレード団体!

そんなパレード、親パレスチナ団体が入り込んだことによって途中で中断せざるを得なくなり、67団体がパレードのルートを終えることができなかったとのこと。これに関して批判が殺到したそうです。
https://toronto.ctvnews.ca/pro-palestinian-protesters-say-toronto-pride-parade-stopped-over-refusal-to-meet-demands-1.6948119

社会問題に目を向けることはもちろん大事ですが、イベントの主旨を尊重することも大事なことのひとつだと思うわたくしでした。

レインボーフラッグをゲット!

Write down how you'll be part of Pride Toronto!というインタラクティブなボードに「Be 私」と書きました。

Happy Pride!🏳️‍🌈
ーつづく🐵ー

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