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「We. for Remote Work」にリモートワーク時の“ポジティブ度”を見える化する機能を追加しました

組織のリモートワークを支援し、円滑な業務遂行ができるようにコミュニケーションの状況を見える化するツール「We. for Remote Work」において、ポジティブ度合いを指標化する機能を開発し、現在提供中のβ版に実装しましたことをお知らせします。

今回提供する新機能は、Slackにおける日常のコミュニケーションを解析することにより、メンバー個人同士や部署内で交わされているコミュニケーションのポジティブ度合いをスコア化し、見える化するものです。この機能は、早稲田大学データサイエンス研究所後藤研究室との共同研究を通じ、実際の会話データを収集し、会話内容の判断や重みづけを行うアルゴリズムを開発することにより実現しました。

この実装により、Slackのチャンネルに分散して交わされている会話に対し、ユーザ毎や部署毎に、ポジティブ度の状況を把握できる指標が追加されます。従来のWe. for Remote Workで提供してきた共有認知や心理的安全性といったスコアと併せて、より多角的に組織内のコミュニケーション状況を把握することが可能となります。

世界中でリモートワークが進み、新しい働き方が定着する一方で、「業務状況の把握が難しい」「従業員同士のコミュニケーションが取りづらい」といった企業の声や、従業員からは「リモートワークで効率が下がった」*1という声があがっています。
Laboratikは、We.をはじめとする製品提供によるデータ収集を通じて、この指標のスコアリングの精緻化を引き続き進めるとともに、指標と組織のパフォーマンスの相関関係を実証的に検証していくことにより、より快適なリモートワーク環境を提供するための知見として取りまとめ、社会に提供すべく取り組んで参ります。

*1 日本生産性本部「新型コロナウイルス感染症が組織で働く人の意識に及ぼす影響を調査」より
( https://www.jpc-net.jp/research/detail/004392.html )

We. for Remote Work 製品概要

We. for Remote Work は、離れて働くチームの「雰囲気」が、Slack解析と簡単なアンケートですぐに分かるチームの生産性向上プラットフォームです。生産性との相関が高いことが明らかになっている「共有認知」と「心理的安全性」について、AIにより独自にスコア化し、チームが高いパフォーマンスを発揮できる状況にあるかどうかを診断します。

また、フォローが必要なメンバーを見える化し、コミュニケーション改善アクションを提案する機能もあわせて提供します。

02_トップ概要

トップ画面(We. for Remote Work)

01_ポジティブ度

新たにポジティブ度が追加された診断画面

Laboratikについて

「働く」に、本当の自由を。”を理念に掲げ、組織内外のコミュニケーションの課題を解消し、円滑なコラボレーションを実現する企業です。自然言語処理により、Slackを使った社内コミュニケーションから社員同士のつながりや感情を見える化する「We.」、離れて働くチーム内の雰囲気を見える化する「We. for Remote Work」など、組織の生産性を改善するツールを提供しています。

Laboratikは、自らも新しい時代の働き方にいち早く取り組んでいます。メンバーは、日本の地方はもとよりオランダやマレーシアなど国内外に分散しながらも事業展開やサービスの開発をシームレスに取り組み、柔軟で変化に富む、多様かつ新しい働き方そのものを実践しています。

新しいフェーズの世界の働き方に、LaboratikのWe.が伴走できることを願いつつ、皆様からのWe.へのお問い合わせをお待ちしております。