見出し画像

90%が水分でできているスイカから水分を全部抜いてみたら

夏の風物詩「スイカ」。おいしいだけでなくビタミンやミネラルも豊富で夏バテの解消や疲労回復にもよく、全体の90%が水分でできているので水分補給にもなります。
そんな水分たっぷりのスイカをフードドライヤー(食品乾燥機)で乾燥したらどうなるのか、実験してみました。

■スイカの乾燥にはフードドライヤー「ドラミニ」を使います

水分の多いスイカを天日干しで乾燥しようとすると天気のいい日でも数日~1週間程かかってしまいます。また甘いスイカは虫や鳥にも狙われやすく屋外での乾燥には注意が必要です。
そこで今回はフードドライヤー「ドラミニ」を使ってスイカを乾燥します。
35~70℃の温風の力で食材を乾燥させるフードドライヤーなら、天気を選ばずいつでも乾燥でき、天日干しよりも短時間で食材を乾燥できます。
また屋内かつ機械の中で乾燥させるので虫やホコリなどが付着する心配もありません。

■スイカの乾燥方法

・乾燥前の下準備~乾燥開始まで

①今回は皮ごと乾燥するので、皮を濡らしたキッチンペーパーで拭く等きれいにしておきます。

②2cm幅にカットします。

③食品乾燥機「ドラミニ」のトレイにクッキングシートを敷き、スイカを並べます。

④乾燥温度60℃で乾燥します。

・6時間ごとの乾燥経過

[乾燥開始から6時間]
全体的に厚みが減り、少し小さくなりました。
赤い果肉部分は表面はねっとり、持ち上げるとぶよぶよしています。
少し味見してみると中はまだシャリシャリとしたスイカ本来の食感が残っていました。

[乾燥開始から12時間]
さらに厚みが減りぺったんこになってきました。
赤い果肉部分はねっとり感がつよくなり表面は少しべたついています。
食べてみるとシャリシャリ感が無くなり、少し繊維を感じるシャキシャキとした食感に変わっています。またスイカの風味が少し強くなってきています。
緑の皮は少し丸まり、固くなっています。

[乾燥開始から18時間]
溶けかけの飴のようなねっとりとしたやわらかさになりました。
赤い果肉部分は硬さがほぼ無く、ぐねぐねと手で折り曲げられます。
スイカ特有の香りもかなり濃く感じられます。

[乾燥開始から24時間]
24時間で水分の減少による重さの変化がなくなり、乾燥が完了しました。
固そうな見た目ですが触ってみるとやわらかくぐねぐねと折り曲げられます。
緑の皮はカリカリに乾燥し、力を入れるとパキっと割れる状態です。

■乾燥スイカを食べてみる

こちらが完成したドライスイカ(干しスイカ)です。
乾燥前の重さ591gで乾燥後は59gになったので、通説どおりスイカの約90%は水分でできていて、その水分も全て抜けた状態に乾燥できました。

見た目はスイカをそのまま薄く小さくしたようで悪くないです。

食べてみると…

固そうな見た目に反して弾力と粘りがあり歯にくっついてきます。ヌガーの食感に似た感じです。
甘味はかなり強くなっているのですが、同時にスイカ特有の青っぽい香りも濃くなっていてちょっと残念な感じです。

皮は角が口の中で当たると痛いくらいにカリカリに。噛むとバリバリ・ゴリゴリしていて味も食感もいまいちなので、皮は乾燥して食べるのは向いていませんでした。
種自体はパリパリとした軽い食感でそのまま食べることはできますが、味がほぼありません。

これまでリンゴやパイナップルなどドライフルーツとしてもメジャーなものから、ビワやライチなどあまりドライフルーツとして見かけないものまで乾燥して食べてきましたが、スイカはドライにするよりもそのまま食べた方が美味しいと思いました。

ちなみに乾燥スイカは海外ではポピュラーなおやつのようで、「watermelon chips」と検索すると様々な国で販売されているのが確認できます。

「watermelon chips」で画像検索した結果

日本でもカルディなどの輸入食品店で購入でき、実際に食べた人のブログ記事や口コミもいくつかあったので食べた感想を見てみたところ、「歯に張り付くがそこそこウマい」「鼻に抜ける香りが独特」「まずい」「しっとりして結構甘くて美味しい」など賛否両論でした。

■Youtube、クックパッドでも作り方を公開しています

■フードドライヤー「ドラミニ」で料理をもっと楽しく

スイカの乾燥に使用したフードドライヤー「ドラミニ」は干し野菜やドライフルーツ、ジャーキーなど様々な乾燥食品を天日干しよりも短時間で衛生的に手作りすることができます。
食品を乾燥することで保存期間がぐんと伸び、食べきれない食品を無駄にしないようにしたり、普段から非常食として備えておくことができます。

ドラミニの購入、製品詳細は「ラボネクト株式会社」へお気軽にお問い合わせください。

■食品乾燥機(フードドライヤー)を使った干し野菜やドライフルーツの作り方を公開しています

当社のyoutubeチャンネルでは食品乾燥機「ドラミニ」を使った野菜やフルーツの乾燥方法を公開しています。
食品乾燥機での乾燥温度・時間の目安や、仕上がりの参考にぜひご覧ください。
また干し野菜やドライフルーツを使った美味しいレシピも公開していますので、こちらもぜひご覧ください。

■食品の乾燥・粉砕のことならラボネクト株式会社にお気軽にお問い合わせください。

「希望通りの乾燥や粉砕、粉末化や成形品になるのか?」「製品を直接見てみたい」などご購入前に確認したい点もあるかと思います。当社にはテストルームがありますのでご購入前に各種テストを行い、仕上がりなどをご確認いただけます。
素材を当社にお送りいただいても、当社へお越しいただいての立会テストも可能です。大阪近隣でしたら製品を持ってお伺いすることも可能です。

・カタログ資料請求
・御見積もり依頼
・電話で詳しい説明が聞きたい
・購入前に粉砕/乾燥などテストがしたい
・商品を購入したい
上記ご要望は下記の連絡先までお気軽にお問合せください。

Labonect株式会社
〒590-0941 大阪府堺市堺区材木町西1丁1-26-7F
TEL:072-242-8403 ※9:00~18:00(土、日、祝日除く)
FAX:072-242-8404

製品は楽天市場、ヤフーショッピング、amazonからもご購入いただけます。
■Labonect株式会社 楽天市場店
https://www.rakuten.co.jp/labonect1/

■Labonect株式会社 ヤフーショッピング店
https://store.shopping.yahoo.co.jp/labonect-shop/28bea6c9ca.html#sideNaviItems

■Labonect株式会社 Amazon店
https://www.amazon.co.jp/s?me=A3IV4N4A8Y5JXP&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

いいなと思ったら応援しよう!