子育て専門助産師なとり|お母さんを笑顔にするお仕事の人

妊娠・出産・子育て経験ゼロの元助産師なとりです。看護師歴28年のうち助産師歴は5年。お産のお手伝い200人、5000組以上の親子ケアに携わりました。子どもとともに人生を楽しみ、毎日感動の子育てを!

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妊娠・出産・子育て経験ゼロの元助産師なとりです。看護師歴28年のうち助産師歴は5年。お産のお手伝い200人、5000組以上の親子ケアに携わりました。子どもとともに人生を楽しみ、毎日感動の子育てを!

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助産所を開設しました

ようこそ このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 表題にありますように まったくの無計画状態から 突然の開業となりました。 開業しようという発想が浮かんでから 申請までわずか5日でした。 思いつきで開業するなんて とお思いの方もいるでしょうけれど 見切り発車での決断だからこそ チャレンジできたこと。 私の場合は計画的に進めていたら 完璧を求めるあまり時間ばかりが過ぎて きっと途中で断念していた

    • 私が助産師を辞めた理由

      このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 今回は私の短かい助産師経験から 「なぜ助産師を辞めたのか」を 振り返ってみたいと思います。 助産師になった理由ではなく 辞めた理由です。 単純に言えば 思い描いていた世界と違ったという 理想と現実のギャップなのですが 当時はものすごく葛藤があったわけです。 これまでその理由を 自分以外の誰かや何かのせいにしたり 思ったりしてきた節があったのですが 今ならも

      • 夫婦のパートナーシップ

        このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 今回は夫婦のパートナーシップをテーマに 夫婦の関係がうまくいかない原因と うまくいく秘訣を考えてみたいと思います。 子育てにおいて夫婦の関係性は 子どもに大きく影響するものです。 本文では「妻」と「夫」そして 「夫婦」がメインとなりますが さまざまなタイプの 夫婦のカタチがありますので 「パートナー」と記していることろもあります。 ここに記す内容は夫婦に限

        • 子どものことを信じていますか?

          このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 今回は子育て中のお母さんに 絶対に知っておいてもらいたい 「子どもを信じること」のお話です。 〈子どもを信じていない親〉 自分の子どもが信じられないとか 子どもを信じるという意味が分からない という親御さんが少なくありません。 「やると言ったのにやらない」 「ゲームをいつまでもやっている」 「約束を守らない」 「何度も嘘をつかれた」 理由はさまざまありま

          学校に行かないという選択もある

          このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 今回は近年よく耳にする「不登校」について 私が考えて過去に別のSNSに投稿した内容を まとめ直してみたいと思います。 お母さんだけでなくお父さん 子育てに関わる方みなさんにお読みいただき 学校へ行けない子どもたちへの 理解を深める機会にしていただければと思います。 〈不登校は問題なのか?〉 「不登校」という言葉を最近よく耳にします。 昨年発表されたデータで

          「しつけ」なんていらない!

          このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 今回は「しつけ」について私が考えて 過去に別のSNSに投稿した内容を まとめ直してみたいと思います。 お母さんだけでなくお父さんや 孫育てのおじいちゃんおばあちゃん 子育てに関わる方みなさんにお読みいただき しつけについてあらためて考える機会に していただければと思います。 〈しつけとは?〉 あなたの考える「しつけ」を 具体的に表現すると どんな言葉になり

          抱きぐせはつかない

          このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人、 子育て専門助産師なとりです。 今回は抱きぐせについて考えてみます。 抱っこしてばかりいると 抱きぐせがつくと言われていたのは もう昔のことと思っていましたが 今でも言われているようです。 やはり母乳問題と同じように 世代間のギャップが大きな要因と考えますが なぜそのようなことが過去に言われていたのか 歴史と別の角度からの解釈をお伝えします。 ※母乳問題についてはこちらに書いてみました

          できれば母乳で育てたい

          このページにお越しくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 今回は授乳について 多くのお母さんたちが想っている 「できれば母乳で育てたい」について いろんな角度から考えてみたいと思います。 授乳中の方も これから赤ちゃんを迎える方も 授乳を振り返ってみたい方も 周りに授乳中のお母さんがいる方も みなさんに読んでいただければと思います。 〈完全母乳とは?〉 母乳による栄養のみで 赤ちゃんを育てることを 「完全母乳」と

          乳幼児健診のゆううつ

          2年前まで 沖縄の小さな離島で暮らし 乳幼児健診に6年ほど携わっていました。 都会で病院に勤務していた頃は 赤ちゃんとお母さんが退院してしまうと そこから継続した関わりはほとんどなく 1か月健診で来院したお母さんが 赤ちゃんを見せに来てくれるくらいでした。 それに1か月健診になると 赤ちゃんは小児科で診察を受けるので 産科病棟に勤めていると その様子を見ることはできません。 島に渡ってから 乳幼児健診より先に 小児科で1か月健診に携わったこともあり 島の子どもたちの成長

          子育てのイライラとうまくつきあうには

          ご興味を持ってくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 子育て経験のない元助産師が 「子育てを楽しんでほしい」の 想いを伝えます。 〈お母さん、いつも怒っていませんか?〉 買い物に出かけたり 電車に乗っていたりすると 親子連れに出会います。 そんな時に必ずと言っていいほど こんなフレーズを耳にします。 「やめなさい」 「走らない」 「だめよ」 「ちゃんと座って」 「こっちにしなさい」 お母さんの考えでは 「そう

          帝王切開の後悔

          ご興味を持ってくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人 子育て専門助産師なとりです。 帝王切開について調べていたら 書きたいことが次々と浮かび シリーズ帝王切開として 5回目の投稿になります。 そろそろほかのテーマについて 書きたくなりましたので シリーズは今回で終わりにします。 最終回は「帝王切開の後悔」です。 これから帝王切開をされる方だけでなく 過去に帝王切開をされた方には ぜひお読みいただきたいと思います。 〈最初は励まそうと思ってい

          帝王切開は「じゃない方」?

          ご興味を持ってくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人、 子育て専門助産師なとりです。 帝王切開シリーズ4回目は 帝王切開に関する 「あやまった思い込み」について 助産師の目線からお伝えします。 これから帝王切開をされる方だけでなく 妊娠中の方や 周囲に妊婦さんがいるという方、 そして過去に帝王切開でお産をされた方にも ぜひ読んでいただきたいと思います。 〈なぜ帝王切開が特別扱いされるのか?〉 帝王切開はお産の種類として 特別な方法として扱わ

          帝王切開のあれこれ

          ご興味を持ってくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人、 子育て専門助産師なとりです。 シリーズ帝王切開3回目 今回は「帝王切開のあれこれ」と題し おもに「予定帝王切開」について ほかではあまり読むことのできない 帝王切開についての「知りたい」を 書き記してみます。 これから帝王切開をされる方だけでなく 妊娠中の方や 周囲に妊婦さんがいるという方にも、 そして帝王切開に関心のある方に お読みいただければと思います。 なお、今回の投稿には 私が臨床

          帝王切開もお産の1つ

          ご興味を持ってくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人、 子育て専門助産師なとりです。 今回も 帝王切開について書いてみます。 帝王切開された方や これから帝王切開をされる方、 帝王切開に関心のある方に お読みいただければと思います。 〈帝王切開は楽?〉 帝王切開でお産をすると 「陣痛がなくて楽だったでしょ」 「楽に産めて良かったわね」 などと言われるそうです。 帝王切開が楽なんてことは ないと思うのです。 手術なのですから。 経膣分娩でも

          帝王切開の歴史

          ご興味を持ってくださり ありがとうございます。 お母さんを笑顔にするお仕事の人、 子育て専門助産師なとりです。 今回はお産の方法の一つである 帝王切開について書いてみます。 帝王切開された方や これから帝王切開をされる方、 帝王切開に関心のある方に お読みいただければと思います。 〈帝王切開とは〉 母体の開腹手術により胎児を取り出すという 手術による出産法です。 手術なので 「帝王切開術」が術式の名称となります。 この投稿では「帝王切開」と記していきます。 帝王切

          お父さんによる子育て

          子育てのことを語るとき 多くの場合、お母さんにばかり目が行きがちです。 『親=母親』『親子=母子』といった 考えやイメージがまだまだ多いと感じています。 おそらく心理学において 母子間に強い愛着が形成される等の 研究が多くなされてきたことが 影響しているものと思います。 私の記事を読んでくださる方には 男性もいらっしゃるので 今回はお父さんの子育てに スポットをあててみたいと思います。 女性にも読んでいただきたいので そのまま読み進めてくださいね。 〈時代の流れと父