「お片づけ」から見る、コトモノのスケール
使う物を片付ける。しまっておく。
日常的なことだ。
人は自分の家の靴箱に靴をしまい、クローゼットに服をしまう。
人の場合は自分が単独で行動できる範囲で大体のものが片付くはずだ。
バスはどうだ。
ターミナル駅についたバスは乗客を下ろして営業所へ帰る。
僕の暮らす街の営業所はターミナル駅から20kmくらいのところにあったりする。
新幹線はどうだ。
東京駅に着いた東日本の新幹線が車庫に戻るときは田端まで向かう。
オーバーホールや大掛かりな点検、あるいは役目を終えてスクラップにするときは、ねぐらの那須や新潟や長野から宮城県まで向かう。
飛行機はどうだ。
日本に飛来したプライベートジェットなんかは日本の空港に止めておくとショバ代が高いらしく、タイやフィリピンにまで飛ばして停めておくことがあるらしい(※Wikipedia調べ)。
もはや立派な海外旅行。
人にとっての大旅行が飛行機にとってはある意味「お片づけ」。
イームズ夫妻のPower of tenではないけども、スケールの食い違いで見えるコトモノが違ってるくるというのはこういうことなのかも。
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