RTA in Japan Summer 2024にJump King 100%で出ました
2024/08/09~2024/08/15に開催されたRTA in Japan Summer 2024に、Jump King 100%カテゴリーで出場しました。
RTA in Japanでの走りをまだ見ていない方はぜひご覧ください!
Twitch版:https://www.twitch.tv/videos/2224642265
YouTube版:https://youtu.be/W0lVT-sD3XU?si=n8e__A4PggVq8d63
採用~本番を終えるまでを長々と記しているので、先に伝えたいことを書いておきます。
Jump Kingというゲームを初めてプレイしたのが2020年。
そして初めてRTA in Japanに参加したのも2020年。
それからもう4年も経った今年2024年、今度は100%カテゴリーで再び披露する機会をいただけたわけです。
100%は、2021年1月に私がspeedrun.comのモデレーターにお願いし新たに設立されたカテゴリーで、今では一番好きなカテゴリー。
Jump King初プレイから今日までの4年間の中で最も長く遊んだカテゴリーです。
そして、今回最後に宣伝した通り、Jump Kingは約1か月後の9/18に
新作"Jump King Quest"の発売を控えています。
私としてもそちらを全力で楽しみたいと思っていますし、皆さんにも是非興味を持っていただきたいです。("Jump King"もだけどね!)
それらを含め、今回は「4年間の集大成」のつもりで走りました。
Jump Kingでやりたい事の全てをできたわけでは無いですし、今後もプレイする機会は当然あると思います。
ただ、新作発売まで残り1ヵ月、カテゴリー新設から3年もの月日が経ったこのタイミングに、RTA in Japanという大舞台で100%TAを披露できた事は本当に幸せだと感じています。
次はJump King Questを披露できるよう、頑張っていきます!
今後とも、らー油まんをよろしくお願いいたします!
採用
Jump Kingは4年前にも採用された事があり、かつ100%カテゴリーはメインカテゴリーの中でも最長で、ルート上全く同じステージを2回クリアする必要があったりと、採用は厳しいかもと予想していたのですが……
応募し続けて3年目、遂に披露する機会をいただけました。
正直かなり驚きました。
準備
RiJへの当選を機に100%カテゴリーを再開したわけではなく、その前から別のイベントへの出場や記録狙いをしていたので、そちらを継続する形で練習を進めました。
イベント2週間前頃からは、本番を想定しミスしてもリセットしない通し練習を行いました。
通し練習では本番の予定タイムである45分を想定し、40分切りを目標に毎日2回ずつくらい通しました。
このゲームは、場所によっては数回のミスで2,3分のロスが発生することもあり、大事故も起こりかねません。
最初の1,2回こそ40分を超える不安な立ち上がりでしたが、回を重ねるごとに安定していき、最終的には36,7分台は安定して出せるまで仕上がりました。
本番
前日の夜に解説のイケさんとリハーサルで一度通しを行いました。
数か月前に別のイベントで同じ形式のTAを披露している事もあり、おさらいに近い形でリハーサルを終えました。
その夜、念のため明日のスケジュールを見ていると
1時間以上……巻いている……?
しかも噂によれば、当日朝に行われるポポロ異世界RTAが予定タイムを大幅に巻く可能性があるとのこと。(ああいったタイプのゲームはタイムがブレやすいから仕方のないことですね!)
これは……怖いぞ?ただそうは言ってもどうしようもできないので、その日は寝ることにしました。(寝れない)
当日の朝、7時に起床。予定ではかな~~り余裕を持って10時に会場に着けるよう動いていたのですが、準備しながらRiJの配信を開くと
「ポポロめっちゃ進んでるじゃん?!」な状況でした。
じゃあどうするかと言われてもどうする事もできないので、予定通り準備して出発するだけなのですが、めちゃくちゃ巻いてしまえばそれこそ会場に向かっている時間とJump Kingの出走時間がブチ当たる、なんて事も想定できます。
最悪ゲーム順入れ替えやバックアップ想定か…?なんてことを考えながら会場に向かいました。
会場にて
4年前はオンライン参加のためいただけなかった名札!
遂にゲットできて大変嬉しいです!
会場についてすぐ、身支度を済ませて練習部屋に向かいました。
ボランティアの方々がスムーズに案内をしてくださったおかげで、全く問題無く練習を行う事ができました。その節はお世話になりました。
一つ誤算があったとすれば、会場地下2階の自販機コーナーで、レッドブルが売り切れていた事でしょうか。少しも想定していなかった。
会場から駅のコンビニまでは徒歩1分くらいの距離なので本当に助かりました。ブルがなきゃ走れないよ;;
解説のイケさんと合流し、練習を始められる状態になった時点で、既にJump Kingの2個前のタイトル、"SIMPLE1500シリーズ Vol.99 THE 剣道 ~剣の花道~"が終盤に差し掛かっていました。
個人練習をする傍ら、イケさんには隣で練習箇所の台本を読んでもらうという、少し想定とは違った事前準備となりました。本当に時間が無かった
正直もっと練習したかったのですがこればっかりはしょうがないですね。
もっと余裕のあるスケジュールで動いていたらもう少し練習の時間も取れたと思います。
もうちょっと練習できるかな~と話していたタイミングで、1個前のタイトル"Cart Racer"の出走が始まっており、運営の方からのお声がけもあったので配信席に移動しました。
出走~終了
本番直前、視聴者の方に心拍計を表示できるタブレットを持っていただけたのですが、直前で画面にロックがかかってしまうというミス!
急いでラウンジに探しに行ったのですが、観覧席で見ていたようで上手く見つけられず対応が間に合いませんでした
わざわざ持ってきていただいたのですが上手く使えず申し訳ない……
そんな大焦りの準備の中、会場ではとんでもない拍手が巻き起こっている……!どうやら直前のCart Racerは難所もサクサク進み大盛り上がりだったそうで。後で走者のYohSay3さんから直接「大幅に巻いてしまって……」というお話をしていただいたのですが、個人的には素晴らしいバトンをいただけて嬉しい限りでございました!
走者席での準備中、音量調整を済ませた段階で感じたのですが、環境は最高でした。
会場の音は笑い声や拍手以外聞こえず、自分と解説の方の声はヘッドフォンから直接モニターできるようになっていて快適でした。
会場の前列の方では登山ゲーや苦行ゲーに勤しむ方や普段見てくださっている方々、Jump Kingを楽しみにしていただいていたが来てくださり、大変嬉しかったです。
出走前には150を記録していた心拍数ですが、これは4年前にオンラインで参加した時より低い数字でした!
4年前が高すぎるのもあると思うのですが、見知った人や会場で見てくださる方の雰囲気にむしろリラックスできたのかもしれません。
出走後、2人とも余裕が無く心拍数に再度触れることができませんでしたが、チラチラ見てた感じ130~140を記録していました。
完走後は130くらいでした。やっぱり走ってる時は落ち着く
また本番中、自分が話した場面はほぼ全てがその場で思いついたものです。
これとかこれとかこれとか。
解説に圧をかけられる走者
自分で勧めてて過酷さに笑ってしまう解説
走者に怒られそうになる解説
集中してプレイするため、走っている間は全てを任せるつもりだったのですが、普段の配信のような感覚で会話を挟んだことで、結果としてはリラックスして走れました。
またそれ以外は基本的にいつも通りの100%TAをお届けしたのですが、
2面ではGiant Boots,Snake Ringの2つのアイテムを獲得した後、しばらく装備したままにする工夫をしました。
これらのアイテムはプレイの邪魔にしかならないため、記録狙いでは取得後すぐに外しますが、今回はアイテムの仕様の説明をしている事もあり、
より分かりやすく見てもらうために装備した状態をしばらく継続しました。
それが原因で少しミスに繋がってしまう場面もありましたが、結果として見ている方の理解は深まったようで、良かったかなと思います。
感想
終始楽しかったです!!!
後日、アーカイブやYouTubeに上がった動画のコメント欄、SNSでの反応を見ると多くの人から好評をいただけていました。
特に嬉しかったのは既プレイの方、未プレイの方どちらにも楽しんでいただけていたことです。
Jump Kingは、プレイ経験の有無でRTAを見た時の感想が大きく変わります。
大半のゲームがそうですが。
このゲームは特に、未プレイ状態で見ると「何が難しいの?」となりがち。
配信のチャット欄では既に難しさを知っている方の反応があったりと、
「難しさが分からない」を手助けする状況が図らずも生まれていたのでこちらとしても大変助かりました。
また終了後、会場ではご覧いただいた方々数人から声をかけていただき、直接お話させていただきました。
その中で、「RTA in Japanで走ると知りJump Kingをプレイ、1面タイムアタックで10分切りまで達成した」「RiJにJump Kingがあると知り、やらないままだった高難易度の実績解除に再び挑んでいる」というお話をしていただけました。
これは私としては本当に嬉しくて、心の底から「Jump Kingをやっていてよかった」と感じました。
自分の好きなゲームに興味を持っていただける、プレイするユーザーが増えるという事がどれだけ幸せなことか、改めて実感しました。
あとラウンジで早押しクイズ遊ばせていただきました!ゲームでちょっくらやっただけでリアルでクイズやるの初めてだったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです!全然点取れなかったけど;;
次までに鍛えておかなければならない!
炒飯さん、素敵なクイズをありがとうございました!
まとめ
全てひっくるめて、大変満足の行く仕上がりでこのJump King 100%カテゴリーをお見せできたのではないかと思います。
改めまして、会場や配信、そしてアーカイブでご覧いただいた方々をはじめ
運営やボランティアの方々、RTA in Japanに関わる全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました!!!!
みんな、Jump Kingと新作のJump King Questも、やろうな!
らー油まん
X:https://x.com/laayuman
配信(Twitch):https://twitch.tv/laayuman