
2,200万ドル男 カニングは今オフ退団か(MLBTHESHOW23)
以前次の記事でカニングの年俸のことを取り上げているので是非併せて確認してほしい。
さて、そのカニングだが、今季のここまでの成績が芳しくない。
8月20日現在彼は26試合に先発登板していて3勝8敗と大きく負け越していて防御率は4.04と精彩を欠く数字となっている。
先日執筆した時点ではかなりいい数字で今季を終えられるのではないかと予見していたが、現実はそう甘くない。
ただし、悪いのはカニングだけではない。今季のエンゼルスはチーム防御率が4点台と投手力不足と言えるだろう。トレードでレッズのハンター・グリーンやタイガースのマット・マニングを獲得するなど立て直しを図った。
しかし、今のところその効果ははっきりとは表れてはいない。
とはいえチーム自体はア・リーグ西地区2位でワイルドカード枠を守っている。このままなんとかそのポジションは死守してほしいところだ。
その中でやはりカニングの年俸に目がいってしまう。来季まで契約が残っているのだが、FAを待たずして今オフにもトレードで放出される観測が広がっている。
やはり今季の状態で2,200万ドル(約31億円)はあまりにも高すぎると判断されるだろう。
果たして彼はどんな選手を連れてくるのだろうか。