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映画鑑賞ノート@劇場以外2024(11本目~20本目+α)
劇場以外(レンタル、配信、テレビ放送など)で観た映画については10本観るごとに各作品100文字程度のコメントとともにまとめて投稿することにしています。年ごとに、備忘録として。
ここ数年、劇場以外鑑賞は年に20本ぐらいしか観なくなりました。もう師走になるし、今年はここまでになるかな。
11.「リズと青い鳥」(2018年 日本)
NETFLIX
アニメ「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ映画。3年ぶりの再鑑賞。あらためて映像も音響も秀逸な作品だと思った。ストーリーも構成も良すぎる。みぞれの病み具合、希美のナチュラルに薄情なところも愛しい。みぞれに翼があることを気づかせてあげられるのは、希美以外にいない。
★★★★☆
12.「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」(2019年 日本)
NETFLIX
実力主義で割り切るのが一番わかりやすいとは思うけど、みんなロボじゃない人間だから、そう簡単にもいかない。でも夏紀や久美子のような先輩が同じパートにいてくれて、奏はラッキーだったと思う。TVアニメ「響け!ユーフォニアム」第3期の前に観ておくべき久美子2年生編。
★★★★☆
13.「特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜」(2023年 日本)
NETFLIX
管楽器演奏あるあるいっぱいあって面白かった。マリンバの内側からの画とか作画演出も凝ってる。ってかみんな普通に楽器上手いよね。なんだか「響け!ユーフォニアム」ばかり観すぎてみんなのこと好きになりすぎてしまった。こちらもTVアニメ第3期の前に観ておくべき久美子2年生編。
★★★★☆
14.「天空の城ラピュタ」(1986年 日本)
TV
DVDも持っているけれど放送されれば観てしまう。何十回観ても良い。大峡谷に作り上げられた町の風景からもう萌える。ストーリー、デザイン、声優さんたちの演技、音楽、全てのシーンに胸がときめく。十代の自分に深く突き刺さった、人生におけるベストオブベスト作品。
★★★★★
15.「トイ・ストーリー3」(2010年 アメリカ)
TV
初めて「トイ・ストーリー」を観た時にCGの美しさに驚かされたが、シリーズを重ねるごとにその驚きは更新されていった。おもちゃたちの世界を描く話の発想も素晴らしいし、この3作目に関してはこれ以上ない感動のエンディングだと思った。なんでこれで終わりにしてくれなかったのか。
★★★★☆
16.「ビバリーヒルズ・コップ2」(1987年 アメリカ)
NETFLIX
NETFLIXオリジナルの「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」を観る前に、超久しぶりの再鑑賞。1ほど面白くなかったことだけは覚えていたが、観直してみるとやはり1には到底及ばない出来。ローズウッド刑事の変わりっぷりが見どころ(?)
★★★☆☆
17.「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」(2024年 アメリカ)
NETFLIX
1984年の1作目から40年。NETFLIXオリジナル作品。1作目は大好きだった。エディ・マーフィ演じるアクセル・フォーリーのハッタリとジョーク、アクション、ハリウッド映画の華やかさと迫力に憧れた。40年経っても…と言いたいところだが、さすがに歳とったなぁアクセル。ローズウッドやタガートも。
★★★☆☆
18.「塔の上のラプンツェル」(2010年 アメリカ)
レンタルBD
金曜ロードショーでやっていたのを後半しか観ることができず、ちゃんと全編観直したくなったのでレンタルBDで。前にもレンタルBDで観たことあり。たくさんのランタンが空に舞いあがるシーンは何度観ても美しい。ちゃんと映画館で観ておけば良かった。しかしこのハッピーエンドは馬のマキシマスさまさまだよね。
★★★★☆
19.「ビッグ・フィッシュ」(2003年 アメリカ)
NETFLIX
NETFLIXのオススメで、予告編を見たら良さげだったので鑑賞。久しぶりにユアン・マクレガーをじっくり観てみたかったのもあり。良い映画だった。想像力は人間が獲得した最良の能力かもしれない。想像の世界をこうして映像作品にして多くの人と共有できるところも人間のすごさだ。
★★★★☆
20.「ゴジラ -1.0」(2023年 日本)
TV
食指が全く動かず劇場には観に行かなかったが、オスカー受賞の快挙もあり、どれほどのものなのか観てみたくなった。内容は昔のゴジラシリーズ並に薄いけれど、確かに低予算で作り上げたにしては観応え十分のVFX。キャスト陣の演技も良かった。続編はどうかな…。
★★★☆☆
+α.「陽なたのアオシグレ」(2013年 日本)
NETFLIX
画はポップでかわいいんだけど、少年のひとりよがり的なイメージが強い。ラッキースケベも今の時代では嫌悪感しか感じないから余計だと思う。
★★★☆☆
こちらは18分の短い作品ですが限定的に劇場公開された作品のようなので+αとして加えておきました。
追伸:「ビバリーヒルズ・コップ」
「ビバリーヒルズ・コップ」1作目はTVでちょくちょく放送していて、大好きな作品なのでやっていれば観てしまう。ってなわけで40年の時を経た「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」も期待と不安に胸ふくらませ観てみたが…。なんだかトム・クルーズのバケモノっぷりを再認識させられた感。普通の人は普通に年をとるものです。
40年経って年はとっても元気に出演していたタガート役のジョン・アシュトンの訃報のニュースが、まさに観た直後に流れてきてとても驚いた。76歳だった。ってことは1作目の時まだ36歳だったのか?!それであの貫禄にも驚き。1作目の楽しさはアクセルとローズウッドとタガートの絶妙なやりとりあってこそだったからね。ご冥福をお祈りします。
1本目〜10本目はこちら▼