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『コウノドリ』先生
現在、妊娠37週です。10か月。
いわゆる高齢出産の年齢で、産科で診察を受け始めたときから
高齢出産のリスクについて先生から話がありました。
私が通院している産科は、『コウノドリ』のモデル産科医の先生が
センター長を務めてらっしゃる医療センターです。
担当の先生は別の先生ですが、『コウノドリ』の先生がいらっしゃる
医療センターなら、チーム医療を心がけていらっしゃるだろうから
私は心配していません。
年末最後の24週の検診のとき、担当の先生から
「足が短いです。遺伝子異常の可能性があります」
続けて
「遺伝子異常検査を希望されなかったのは、あなたの判断ですから」
と告げられました。
なんとも言えないショックを受けたのは言うまでもありません。
お腹の中で、成長が確認できなくなった時点で
早めに出すことが母子の安全ために必要な選択だ
ということを合わせて告げられました。
通常は2週に1回または週に1回の検診の時期なのですが
その後、週に2回検診に通っています。
今のところ、お腹の子は元気で、小さいなりに大きくなってくてれて
まだお腹の中にいます。
週に2回のうちの1回は、ノンストレステストと言われる検査で
モニターをつけて心拍と胎動の確認をします。
そのときは、担当の先生がいらっしゃらない曜日なので
他の先生が担当してくださいます。
先日、たまたま『コウノドリ』先生が担当してくださいました。
検査のあとの診察は、ほんの1~2分…
「赤ちゃん元気ですよ。
血圧も問題ありません。
あとは出産のときを待つばかりですね」
たったそれだけ。。。
なのに、泣きそうになるくらい心あたたまる嬉しい時間に感じました。
夫に報告したら
「初めてリスク以外の言葉を聞けたね。
よかったね。
ほっとしたね。」
と。
その日1日、自然と明るく過ごすことができました。
夫も
「やっぱりかけてもらう言葉でずいぶん違うよね」
と言っていました。
誤解がないように書いておきますが、
担当してくださってる先生は、はっきり言ってくださる先生で好きです。
この時期、優しい言葉をかけてもらえて嬉しかったって話です。
まだまだそのときの兆候はないのですが、
心と身体と環境の準備をしつつ、そのときを待ちたいと思います。