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認知症の疑いをかけられたけれど、確かに見たんです。◯◯を。
このお話、noteに書こうかどうか迷いました。
だって家族にも頭が(さらに)おかしくなったと思われたから。
でもね。黙っていられないので……
王さまの耳はロバの耳をしちゃいます。
私、見たんです。
座敷わらしを。
あれはお正月明け。
冬休みで暇をしている娘④と、公園に行く約束をした日のことです。
お出かけの支度をして玄関で娘を待っていたのですが、なかなか来ず。
🐰「準備できた?」
靴を脱いでお部屋に向かって声をかけながら、廊下とお部屋をつなぐドアを開けたそのとき!
テーブルの下に娘④がサッと隠れたのです。
(ホントかくれんぼ好きだなぁ〜 しょうがない、付き合ってあげるかぁ)
ヨイショとしゃがんで
🐰「み〜つけた!」
テーブルの下をのぞいたら……誰もいません。
(アレ?娘④だったけれど……)
🤗「娘④ならここで着替えてるよ」
隣の部屋にいた娘①がそう言います。
🐰「えぇ?だって今おかっぱの子がテーブルの下に隠れたよ!」
👧「おかーさん、どうしたの?」
着替えを終えて隣の部屋から出てきた娘④。
娘①には
🤗「とうとう来たか…認知症の波が」
なんて言われてしまい。
もう1度、テーブルの下や家具の裏までを見ましたが、誰もいません。
🤗「見間違えたんじゃない?」
🐰「そうなのかなぁ」
👧「いいから早く公園に行こうよ!」
🐰「そうね。行きましょう」
公園で娘④が遊んでいる間も、さっき見た女の子の姿が気になりスマホで検索。
すると、私が見た女の子の姿形がソックリな座敷わらしの情報がヒットしました。
家に帰って、子ども達に座敷わらしの話をすると、
👨「やっぱり認知症が……」
息子②にもそう言われちゃいましたが、そこまで頭も(たぶん)弱ってないし、視力もそれほど悪くない。
🤗👨「じゃあ、座敷わらしが好きな食べ物をお供えしてみよう」
調べると、小豆やおせんべいが好きとあったので、お部屋の角に用意して寝ました。
次の朝……
🐰「あっ!無くなってる!」
お皿にのせていたおやつが食べられていました。
家にいる猫たちは、私が猫アレルギーになってからそのお部屋に入れないようにしたので、猫が食べたわけではないはず。
🤗「本当に座敷わらしがいるのかも」
👨「でも、座敷わらしって子どもにしか見えないんじゃなかった?」
🐰「子どもの純真な心を持っているので」
ドヤ顔で答えると……
👧「小さいから子どもと間違えたんじゃない?」
🐰「……」
相変わらず鋭い娘④の指摘。
(でも、そうかも)
そのあとも仏壇から音が鳴ったり、誰もいないはずの2階から足音がしたり。
不思議なことが続いていますが……
座敷わらしが現れた家は栄えると聞くので、できるだけのおもてなしをしたいと思います。
以上、2024年1月初旬に座敷わらしを見たお話でした。
信じるも信じないも、あなた次第。
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![ラヴィ🐰笑顔の物書き](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105811582/profile_c6d49c0f1b6e0c2bc698290a901cb6d6.png?width=600&crop=1:1,smart)