【読書覚書】兼高かおる氏、2冊

先日、YouTubeを見ていたら、突然白黒画面のビデオがおすすめに上がってきた。
そのまま『兼高かおる世界の旅』の初回を見た。自分が生まれるよりも前の
時代、日本が急成長をしているさなかにさっそうと海外へ飛び出していく健康的な女性のドキュメンタリー。
時代を感じるところもあるが、ことば遣いや相手の男性との軽妙なやり取りがとてもツボに入った。クセになるといけない、と思いつつ、その後も時々動画を見ている。
そして図書館で探して本も借りた。2冊とも随分年季の入った本。

『旅のアルバム』のあとがきに本人が書いているが、2冊同時期に出版され、重複された内容も含むが『スーツケース‥』のほうは文章メイン。

この方の人生はとても充実したものではないだろうか、と思った。
男っぽいようなところもあるのかな。
先ほどネットを探したら、インスタグラムに公式アカウントがあり、かつての写真もおそらく色彩を補正しているとは思うが、多く掲載されていた。
一見の価値はあると思う。

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