オミクロン株の辛さはのどの痛み
2022年3月、私は運悪く職場でウイルスをもらってきてしまい、コロナ陽性になりました。病院で検査を受け、陽性が判明すると保健所から自宅療養10日間を命じられました。
いつか来るかもしれないとは思っていたけど、自分がかかったことにはやはり少し驚きました。月並みな言葉ではありますが、「俺は絶対かからない!」と思っていらっしゃる方はもう少ないかと思われますが、全然そんなことないですよ!
私も過度に気を付けていたわけでもなく、かといって緊急事態宣言下でテーマパークに行ってしまうほど感染対策に無頓着だったわけでもない、大多数の人間のうちの一人でした。
オミクロン株は重症化しないとよく報道されているので、ちょっとのどが痛い程度かな?なんなら無症状のまま自宅療養という名の休日を謳歌できるのではないか、そんな風にも考えていました。
しかし実際のオミクロン株はかなり厄介でした。感染が判明した次の日、熱は最高38.8度まで上がりました。熱のピークはこの程度だったのですが、問題はのどの痛みです。
感染が判明した日、朝から少しのどが痛い気がしていました。しかし、朝起きてのどが渇いて少し痛みもあるかな?という日は誰しもあると思います。こんなものがコロナの症状の始まりだとは思いもしませんでした。
その日からずー-っとのどの痛みは治まる気配がありませんでした。痰を吐き出しても、薬を飲んでも、睡眠をとっても治りません。
【私の症状まとめ】
・のどの痛み
・熱
・体のだるさ
コロナに特徴的な症状である味覚・嗅覚障害は全くありませんでした。(同じ時期に職場で感染したと思われる方は味覚障害あったようです。感染から何日か経過しないと症状は取れなかったようです。)
のどが痛いとき辛いのは食事をとるのが精神的にきつくなることです。ゼリー状、液状のものしか食べる気になりませんでした。本当はもっと栄養のあるものを食べるべきなんですが、いかんせん食欲もわかない。
また、のどが痛みが妨げてくるのは食事だけではありません。睡眠もです。のどが痛くて寝られないのです。
体力を回復する重要な要素、食事と睡眠が奪われてしまうことで、さらに回復が遅れてしまう。負のループに陥りました。
結局のどの痛みが治まったかな?と思えたのは自宅療養期間の8日目くらいで、自宅療養を謳歌するどころではありませんでした。
自宅療養期間が明けても、のどは本調子ではありませんでした。少しイガイガする感覚がまだ取れず、また痰も絡んだ感じがありました。
結論、「オミクロン株は重症化しない」≠「たいしたことない」
というわけではありませんので、この記事を読んでいただいている幸運でありがたい方々はお気を付けください!!
確かに2020年当初のコロナウイルスと違って、高度な後遺症が残ったり、若者でも死に至るくらい症状が重いことはないのかもしれません。しかし、私が体感した症状は、「いつものかぜ」とは明らかに違うものでした。
感染対策は普段からされていると思いますが、感染したときどうなるかということを知っておくことは大切なのではないかと思います!