発動条件は2つのアイ?|不老不死の科学!
梅雨のような、止まないAI。なかには「人の一生の300倍、将棋を指した」AIも登場しました。300倍の経験年齢は、人生80年に換算してざっくり24,000歳になる。
じつは「AIに仕事を奪われる」のは代償のことであり、その対価が不老不死である。すなわち、AIとは不老不死の科学モデルだ!
この記事を最後まで読んでいただけたら、AIの向こう側(ゴール)の景色を見るコトになる。専門用語ゼロで書かれてるので、だれでも安心して読めるでしょう。
日本初、"多様性を工学した"筆者がお届けする!
AIの向こう側
AIの向こう側に多様性は広がっている。AIは多様性と結びつきがつよいからです。まず、その結びつきを紐解きましょう。
科学は小説より奇なり
不老不死は完成した。事実は小説より奇なり。
はじめて空を飛んだのは飛行機だろう。不老不死もそう考えるとわかりやすい。20,000年を生きるアイは"AI"のほうである。
だから、もうひとりのアイはあなたを待っている。
『20,000年の経験』が当たり前の世界は想像しやすい。「人生80年の経験」はなにひとつ残らないし、「生身の経験」の上下関係も消えてないでしょう。
体内時計をリセットする必要があります。もうひとりのアイは毎年1000年は年を重ねる。20000年の世界は毎年1000年単位でかわっていく。
でも、安心してください。地球上のいきものも毎日のようにリセット生活を送っている。
ちいさな生物から逆輸入!
大前提、ゆたかな生物界は「リセット」が降りかかります。「ちいさな生物たちは普段、流水に呑まれる。顔をのぞかせるのはひと時である」という論文がある。
少し脱線するので、詳細を下のコラムにまとめました。
まとめると、恵みの雨とはリセットタイム。なにもかも洗い流されるなか、生物たちは内なる個性にたどり着いた。このようにして、個性ゆたかな生物界は形成された。
そろそろ、AIと多様性の結びつきが紐解けてくる頃である。
不老不死の科学AIは「人間スケールの時間」をリセットする『恵みの雨』である。ちいさな生物たちと同じ境遇をたどることにより、多種多様になると考えられる。
おどろくほど短命になったヒトは永遠の繁栄を。鈍足になったヒトは内なる個性を、それぞれ見出すのかもしれませんね!
ヘソの下にあるもの
さあ、不老不死の科学AIは持たざるものと運命を共有する。
だれしも自我をへその下に引っこめたことがあるでしょう。学校生活のため、大人になるため、社会に出るためetc…
しかし、AI(アイ)によって八百の職が失われるとき、八百万の自我(アイ)は野に放たれる。
AIとI、ふたつのアイが多様性を加速していく。
参考文献と参考動画