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【デッサン】 -道具編:擦筆-
デッサンをする時に指やティッシュ、ガーゼを使ってぼかしているそこのあなた。ぜひとも、紹介したいアイテムがあります。
![擦筆](https://assets.st-note.com/img/1657592772758-dgmo0rq5MS.jpg?width=1200)
ぼかしの強い味方“擦筆”です!
今回は、デッサン道具の中であまりメジャーではないけれど、隠れた名品“擦筆”についてご紹介します。
擦筆の使い方
![](https://assets.st-note.com/img/1656044986594-IHZ2KF8U0E.jpg?width=1200)
“擦筆”は主に細かなところをぼかすのに適した画材です。
もちろん、指やティッシュ、ガーゼでのぼかしもそれぞれの良さがありますが、その中に擦筆を加えれば、もっと細やかなぼかしの表現もできるようになるでしょう。
なにより、鉛筆に似たその形状は手に馴染み深く、扱いやすいのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656045163163-p0G9Tm2DM5.png?width=1200)
擦筆を削る
使っていくうちに黒くなっていく擦筆。
紙に黒色が移るようになったら、削りましょう!
もしくは、最初に練り消しで汚れを落とってみるのもいいでしょう。
![擦筆を削る](https://assets.st-note.com/img/1656044756787-pJj1PwvrrH.jpg?width=1200)
削る際は、新しいカッターがおすすめです。
擦筆は紙の束で作られた柔らかい素材のため、切れ味の良い刃を使うことで上手に削ることができます。
鉛筆と同じ要領で少しずつ、くるくると回しながら削っていきます。
最後に、ちょろりと先端が残ったら、ハサミでちょっきん。
切り落として、お終いです。
上記が難しい場合、手間はかかりますがヤスリで整える方法もあります。
また、多くの場合は黒くなったら紙に炭が移ってしまうので削るのですが、擦筆は両端が尖った形状の為、片方を白く保ち、もう片方を敢えて黒くしたままといった使い分けもできます。
初めから、ぼかした黒を使いたい時に便利です。
まとめ
擦筆には、さまざまなサイズのものから、鉛筆デッサンに向いている硬い物、木炭デッサンに向いている柔らかい物とあります。
使う用途に合わせて、購入を検討すると良いでしょう。
以下の画像にまとめました!
デッサンをする際に、保存 や印刷をしてお役立てください。
ぜひ、擦筆を使ってデッサンを楽しんでください。
![](https://assets.st-note.com/img/1655973087744-6iCXaT97JP.jpg?width=1200)
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✳︎ 擦筆はamazonでもお取り扱いがあります。
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