前職はマイルドにブラック
マイルドブラック企業について。
まずブラック企業の定義を確認しよう。
Wikipediaから引用
ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働
パワーハラスメントによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」[1](今井晴貴による定義)を指し、就職を避けるべきとされている職場である。
僕の言葉を付随すると『社会経験の浅い若者を最低賃金で使い倒し、徹底的に搾取した挙句、ボロ雑巾の様に捨てる事で利益を生み出す組織』である。
はっきり言って経営者は本物のクズだと思う。もちろんブラックにならざるを得ない程の経営難に陥っている会社もあるだろうが、そんな会社は潰れてしまった方が経済的にみてもメリットである。
一方でマイルドブラック
Twitterに的を得た発言があった。
「マイルドブラック企業」は多い。年収300万前後で何年いても昇給なし、単調な仕事が多く他社で通用するスキルも磨かれない。パワハラはないけど、生産性の意識が低く長時間労働になりがち、サービス残業が当たり前。新卒時の40代上司が「俺はもう抜け出せない」って言った言葉にやばさが詰まってる。
— ななと (@nanato_noto) December 19, 2020
前職がまさにこれだった。同僚も上司も全く向上心がなく、二言目には『酒』『風俗』『パチスロ』の話で職場、喫煙所が賑わっていた。
ちなみに社内の喫煙率は9割だった。(社員数30名程度)
僕は吸わないが通り道に喫煙所があるので、半強制的に受動喫煙&くだらない話が耳に入ってくる。今考えてもストレスな事務所だったな…
しかし働きさえすれば遅れる事なく約束通りの給料は入る。
やっすい給料だ、そらストレスも溜まって消費に走るわ。
こんな底辺を癒す為に街にはネオンが輝き、ファストフード店があり、安い居酒屋があり、綺麗なお姉さんのお店がある訳だ。底辺も信用があれば車も家(かなり郊外)もローンで買える。
今思えば完全に資本主義ラットレースの”型”にハマった奴らだった。
僕は日々絶望していた。こんな人生なのかと、もっと立派になりたいと一人渇望していた。
奴らは家畜以外の何者でもなかった。家畜でも人間となるとタチが悪い。
結局4年働いて退職、今は個人事業主としてやっているけど茹で蛙になる前に辞めて本当によかった。
しかしこの会社には人生に大きな爪痕を残されたと思う。20代の4年を消費したし、あの手この手で引き止められたからね。
まあ役職も給料も上ろうが嫌々続けることに何の意味もない。
そして辞める詐欺の常習犯だった。『辞める』詐欺を繰り返している人は聞いてほしい。その言葉は本能からくる黄色信号だと。
いよいよ奴隷根性が完成する一歩手前。
お湯から熱湯に変わる前にどうか抜け出して自分の人生を生きてほしい。
少なくともそんな会社に搾取される為に親は貴方を産んでいないはずだからね。
ジワジワ食い殺されるマイルドブラックは危険。
僕の様に不慣れな足取りでもいいから一歩踏み出そう。
そんな話でした。
では。