やり方は人それぞれ
最近はIT系で起業する人が多く、またカッコいいと感じる方も多くいる様子だ。
確かに私服で最先端のオフィスやカフェでパソコン一台で仕事をこなすのはスマートで非常にクールにも思う。
しかしそれが本当にやりたい事なのだろうか。
使命を持って仕事をするのは非常に難しいが、少なくとも向き不向きが人間にはある。
計算が得意、運動が得意、会話が得意。
色んな人がいる。昨今のITベンチャーのノリに乗せられて、運動好きがエンジニアになるとどうだろう。
確かに仕事はある程度慣れればこなせるが、成功できる程甘くはない。
自分の突出する強みを最大限活かせる環境に身を投じない限り、仕事の成果も自身の成長も限られた物になってくるのは必然だろう。
何を隠そう、私も時代の流れを敏感に感じていた1人だった。エンジニアがカッコいいと思ったのも世の中で重要性が騒がれ始めてからだ。
プログラミングの勉強もした、でも心の底から面白いと感じなかった。作りたい物も無ければ外面を気にした選択だったからだ。
そんな選択に価値はない。お陰でjavaやHTMLは少しは書けるようになったが、本気でやる人や適性がある人の足元にも及ばないのは明白である。仕事はあるだろうが、下流工程の言わば「IT土方」になるのは必然である。
下流にはそんな人間でIT業界は溢れている。
今だに人手不足と言われるのは"本当にコードを書ける人間"が少ないからだ。
逆にスクールはボロ儲けである。本当によく考えたビジネスモデルであると思う。
私は搾取される側に回っていた、なぜなら世間の風潮に身を任せ、仕事すらそう選んでいたから。
運動が好きなら体を動かす仕事、話すのが好きなら営業の仕事をやればいい。
これらもやる気次第では十分稼げる。
今まで間違った選択を行って無駄に苦しんだ生活はそろほろ終わりにしたい。
十人十色、千差万別である。
では