【ポケ妄想#2】ロコン2匹と暮らしたら②

パート①こちらです⬇️興味あればぜひ…


翌朝 ガタガタッ という音で起きる。

なんだよもう、うるさいな…。

目を擦りながら見渡すと、あっちのベッドもこっちのベッドも揺れている。

えっロコン!?何やってるの!?

急いで駆け寄り中を除くと、しっぽを追いかけてくるくると回っていた。
まだ歩くのすら下手なのかよく転ぶロコン。
それでも諦めずにしっぽを追いかける姿に心を打たれ……じゃなくて。

ポケモン成長早くない!?


とりあえず2匹をベッドから下ろしてみる。
念の為ベッドの位置を離して置いていたので寂しかったのか、あぐらをかいている私の両膝に頭を擦り付けたり手を乗せてみて失敗して転びそうになっている。
右膝が暖かくて左膝が冷たいの面白いなぁ。

ねぇ、朝ご飯どうしよっか。あんたたち産まれたばっかりだしモーモーミルクでいい?

コーン!

んへへ、と変な笑いが出る。
可愛すぎるだろ〜絶対言葉伝わってないだろ〜。

冷蔵庫からゆで卵とモーモーミルクを取り出し、まずは自分の朝ごはん用に卵サンドを作る。
レタスとパセリも忘れずに!

次にモーモーミルクを1瓶お皿に移し、レンジで温めて完成。
もう1瓶は氷を入れたお皿に移して完成。

よし!ご飯出来たよ〜。君たち、美味しく飲めるかな〜?

コーン!キュッ!

キュッて何〜!?キュンキュンの略〜!?とかなんとかバカな事を考えながらお皿を2人に渡す。

あ、まだだよ!皆で頂きますしてから食べようね。

コー…ンン?

不思議な鳴き声しよってからに。
「え…なんなんですか」みたいな顔して一応待つ2匹。
私の分の卵サンドも用意して、

よし、じゃあ皆で、頂きます!

……コン?

あ、ごめんごめん、飲みな飲みな!ほれミルクどうぞ!

一瞬伝わらなかったが、嬉しそうに飲み始めた。
ただ意地悪した人になってしまうところだった、危ない危ない。
意思疎通って難しい。

ポケモンセンターの先生いわく赤い方のご飯はレンジで温めるだけで良いらしいが、白い方のご飯は自分で凍らせるから常温でも大丈夫だよ、とのこと。

ただ、今はまだミルクなので氷を入れて誤魔化す。
モーモーミルク専用の製氷機買った方がいいのかな。

などと考えながら卵サンドを食べ終え、ロコン達の様子を見る。
無言で飲んでる…無邪気で可愛い。

全員食べ終え、

ほら君たちピシッと座って!ごちそうさまでした!

と言うと、しっかりピシッと座った2匹がご機嫌に

コォーン!

と続く。
あれ、案外意思疎通出来てる?

さて、片付けしちゃおう。
今日はどんな一日になるのかな。
ロコン達はこれから楽しく過ごしていけるかな。

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