穏やかな男の子
自分の変化なんて、1番近くにいる自分じゃ気づけないんだろうな、と思っていたのだけど、最近は自分のなかで歳をとる恐怖みたいなものが薄れたり、年相応に大人らしくなりたいみたいなきもちが芽生えているのをひしひし感じる。
きゅんポイントも異性へ求めるものもやっぱり変わってきてて、前までは用を足した後の便器が上がってたら気持ち悪くて触りたくないし、蓋をしっかり閉めてくれてたらくれてたで女の影がして嫌だったから、もはや立ちションが1番野生的で男らしくて好きよ♡と本気で思っていたけど、今では用を出した後の便器上がっていたら殺意がわくし、立ちションだって昔みたいに可愛いと思えず、恥ずかしい生き物だ、と思う。
今の私はすわションで、きちんと便器の蓋を閉めている男の子が好きだ。
また、今まではクラスの中心的な人物ともつるまないけど目立っている、教室にたまにしか現れない、必ず窓際の後ろの席で机に足乗っけちゃってるような野良犬的ワルな男の子が好きだったけど、いまは物静かだけどいい匂いがして、用を足すときはすわションで便器の蓋を静かに閉めてきちんと手を洗うような飼い犬的な可愛らしい男の子が好き。
ワルイ男の子からおだやかな男の子に好みが変わったのは私が歳をとって、まわりも歳をとったからなんだと痛感する。
よく言えば、おだやかな人とおだやかな日々を過ごすなかでも私は刺激や楽しさを見出せるようになったといえる!
だからさぁ、つまり
いい歳こいた男の子は、男女共有トイレではなおさら、ちゃんと蓋閉めて流して!!!
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