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私が斬り捨てられて１ヶ月と少し経った｡ 毎日甘々なんてしなかった彼が ほぼ毎日甘々して有象無象を少しでも繋ぎ止めようと必死になっている｡ …ように私には見える｡ そんな事でしか繋ぎ止められないと思っているなんて可哀想な人だと思ったし､そう思わせている有象無象も可哀想だと思った｡
私が斬り捨てられて二週間が経った｡ 過去､月一で病んできた彼が 今月はこの二週間で三回も病んでいる｡ 私のせいで病んでいればいいのに｡ そう思い込みたいなんて …馬鹿な女ね､私って｡
彼は今日とてつもなく淋しいらしい｡ 何人もの女が彼に群がるのを 私は見ている事しか出来ない｡ 果たして私も群がりたいのか否か｡ 近付きすぎると傷を負うので群がりたくは無い｡ ただ､人肌は恋しい｡ 誰でもいいとは断言出来ないが､ 極論人肌であれば誰でもいいのだと思う｡
例えこの世に千の恨みと万の憎しみや 数え切れない程の未練があっても 太陽はそんな事に構いもせず 毎日自分の道を同じように昇ってくる 太陽みたいな人になりたいな 何があっても動じない強い人に
