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Quad settingの効果を最大化させる

臨床で頻回に用いられる運動療法であるQuad settingについて、身体環境設定において、その効果を最大化するための方法を考えていきます。

まずはQuad settingの目的を整理していきます。

Quad settingの目的
✔︎内側広筋を選択的に収縮させ膝蓋大腿関節を安定させる
✔︎大腿四頭筋の収縮・弛緩により膝関節周囲の循環改善
✔︎大腿四頭筋の筋再教育

以上が挙げられるのではないでしょうか。
これらの目的を達成するためには、以下の機能獲得が必要となります。

Quad settingの効果を最大化するための機能
✔︎膝蓋大腿関節の可動性
✔︎膝関節の伸展可動域
✔︎内側広筋周囲の滑走性

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❶膝蓋大腿関節の評価・アプローチ

1-1.膝蓋大腿関節(PF jt)の可動性

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