歩行分析のポイント
歩行動作は3平面における重心移動があることから、歩行を観察することは重心移動の観点から動作を観察する基本と考えます。
歩行からランニング、スプリントへと前方への移動動作を強化する上で、歩行動作に大きな問題があればその後の動作不良へとつながります。
そのため動作改善を図るためにも歩行動作を観察し、動作の特徴と疾患特性を考慮して問題となる部位を改善していく必要があります。
歩行観察における留意点
歩行を観察する上で、問題点を予想することは重要な指標となりますが、歩行から問題点が全てわかることではなく、あくまでも歩行を観察することで問題点を予想できるというところに止める必要があると考えます。
また歩行を見るにはポイントを絞って観察することをお勧めします。
歩行は流動的であり、全てのポイントを追従していくことは非常に難しいため、今回は歩行を観察するためのポイントをご紹介します。
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