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回旋軸を考慮した体幹トレーニング
体幹トレーニングの目的として、
筋肉を硬くして強くする
ということが前提にあると思います。
しかし、その硬く強くなった筋肉を自身で制御(コントロール)できてこそ、十分に力を発揮することができるようになります。
こちらもご参照ください。
身体を制御するには止めて耐えるための筋トレから、動かすための筋トレも必要になるのではないでしょうか。
止める筋トレから動かす筋トレを始めるにあたって、注意していきたいのは
どこを動かすか
が重要になります。
自身の意識下で動かす際にはどこを動かすかを意識することができます。
✔︎腕を伸ばすときは肩甲骨から
✔︎ボールを蹴るときはヘソ下から
✔︎身体を捻るときは骨盤から
など、部位を意識することがあると思います。
もちろん目的動作によってその意識の良し悪しは変化するため、目的に合致した動作をできることが望まれます。
体幹を動かすべきか、体幹を止めるべきかは目的によって変化します。
今回は動かすためのトレーニングについて考えていきます。
1.3つの回旋軸
回旋動作には回旋軸があります。
回旋する際にどこを中心に回旋するか、身体で考えると回旋軸を3つ想定します。
❶|胸肋関節-仙腸関節
❷|肩甲胸郭関節-股関節
❸|肩関節-足部
❶つ目は身体の中心部分である胸肋関節と仙腸関節になります。
どちらも可動性が低い関節であり、動いている感覚を得られにくい関節になります。
❷つ目は体幹と上肢・下肢を繋ぐ関節であり可動性が高いことから、回旋運動の際に代償が生じやすい関節になります。
❸つめは回旋運動の遠位となる関節であり、遠位で回旋を制御することで、回旋運動で大きな力は発揮できると考えます。
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以上から、
3つの回旋軸についての考えをお伝えしていきます。
2.胸肋関節・仙腸関節
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