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足関節底屈の重要性
足関節背屈の重要性は周知の通りで、荷重し衝撃吸収する際に足関節は背屈位となり、下肢の3関節が連動し衝撃を吸収します。
背屈位での安定性は距腿関節の構造的安定が基となり、足部ウインドラス機構・トラス機構、クロスサポートメカニズムなど足部・足関節周囲軟部組織により安定化を図ります。
足関節の安定性向上させる上で上記のメカニズムに加え、ヒラメ筋(単関節筋)による遠心性の制御が重要となります。
構造的・機能的安定性の破綻は足部疾患や足関節疾患を招くため、底屈運動軸の改善を優先して図り、足関節底屈運動にてヒラメ筋の機能改善により安定化を図ります。
1.足関節底屈運動
足関節底屈運動は以下の運動で構成されています。
❶踵骨底屈・距骨前方移動
❷距骨下関節回内→回外
❸ショパール関節回内・内転
❹第1リスフラン関節底屈
❺下腿内旋
特に距骨下関節回外は、距舟関節軸と踵立関節軸が交差することによって、ショパール関節の剛性が高まるため構造的な安定化が図れます。
そのため荷重位カーフレイズにおいて距骨下関節の回内から回外への動きを観察します。
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