ブランク乗り越え中
楽器を約一年半お休みした。
こんなこと初めてだ。
もはや事件。
ライスワークとなり得る資格取得の為に。
勉強を始めた時ちょうど良いタイミングでコロナ禍に突入したので、自然な流れでお休みに入ることができた。
そして、年季の明けた今である。
無事に合格を貰いライスワークもゲットし楽器を再開したは良いが、いろんな意味で練習が続かない。
まず身体が衰えた。
演奏に使っていた筋肉が根こそぎ消え失せた。
しかしこれは悪いばかりでなく、良くも悪くもまっ更な状態となったのは好都合だった。
ずーーーーっと悩んでいた変な癖とおさらばできたたのだから。
やっかいなのが気持ち。
モチベーションが保てない。
やる気が出ない。
これは本当に厄介。
あまりにもやる気が出ないので、刺激になればと知人のアマチュア楽団に遊びに行ったところ、『あー腐っても音大卒なんだな』という事実を突きつけられてしまった。
変な刺激を受けて終わった…。
実力は無いけれどライスワークは手に入れたので、当分は自分のやりたいように音楽を追求したい思いは強い。
が、仕事もあるし年齢も考えてしまうし、なによりまた人前で演奏したいのに具体的な目標が浮かばない今の状況、想像以上にキツい。
客観的に見て、今の私の状況はすごく自由なんだと思う。
何も決まってないということは、裏を返せば何をしても良いってことなので。
先は見えずとも
しかし、せっかくブランクが発生したので戦略をもって復活したいとは考えている。
まずは手始めにプライベートレッスン受講から、でもその先は何も決まっていない。
まるで音大受験前の、志の無い自分に戻ったようである。
最近心の支えの一つとしている言葉がある。
私が推しているアイドルグループのメンバーは常々、『目標は決めず目の前のことを全力でやる』と言い実行している。
具体的な目標が無い方がどこまでも伸びていけるから、とのことらしい。
その生き様が本当にかっこいい。
憧れる。
シンプルだけどなかなかできない。
けれど私も彼らにあやかって、目の前のことに全力で向き合ってみようと思う。
今やりたいと思うことに全力で向き合う。
目の前のやるべきことをきっちりやる。
そうしていつか、素敵な未来を手繰り寄せてやる。