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性別による差別  〜 未来のためにできること 〜


 自分が子供の頃からこんな考え方は古いのではないかと感じていた。それは「女だから〇〇するべき」等の考え方である。
 今までは周りにこんなこと言っても変わることはないし、言って親等に伝わりキレられる事も考えると我慢するしかないと諦めてきた。
 同じように、理由は異なっても諦めてきた人は多いのではないだろうか。

 女だからと家事をしなければいけないことも、もう古い考えなのではないだろうか。
 男女で考え方の違いもあるだろう。しかし普段から家事をして、仕事をして、人によっては子育てもして…自分の時間を削りながら家のことをし続ける。
 息抜きやストレス発散できる時間があれば多少は良いだろうが、遊んできた人が何かひとつ家のことをしただけで「〇〇をしてやったんだから〜」や「〇〇をしてやったのにお前は何もしていない」などと言ってくる人もいる。

 現代はストレス社会とも言われ、精神的なものが原因で体調を崩してしまう人も多いだろう。それにより、働くことが困難になってしまう人もいる。
 物価や消費税等、出費が増えている中で収入が減少したり収入を得られなくなってしまうと、そこからまた悪循環が始まってしまう。

 LGBTQなど性別にとらわれないような考えに理解を示す人が増えることも大事なことなのではないだろうか。
 実際に自分の周りに2組同姓のパートナーとなった人たちがいる。
 自分は否定等のマイナスな考えは全くなかった。周りに否定的な意見を直接言っているものは見なかった。しかし差別と感じられる意見を別のところで言っている人は少なくなかった。

 性別による差別はすぐにはなくならないだろう。しかし性別に限らず、差別によって悩む人は少なくない。それにより命を絶ってしまう人、自傷してしまう人もいるだろう。

 自分の意見と異なる人がいることは忘れてはいけないし、その人を否定することや差別することはしてはいけない。


 人の数だけ意見は存在する。
 話し合いをせずに頭ごなしに否定しない。
 時代や人々の意見は変化し続ける。


 こう考えることも当たり前になるよう、どの世代にも届く方法で意見を発信していく。それは未来のために今取り組めることなのではないだろうか。

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