灯りの柔らかさ
半月前、キャンドルウォーマーライトなるものを買った。
なんぞやと思われるかもしれないが、名前の通り、キャンドルをライトで温める代物である。
購入のきっかけは去年のクリスマスのことだった。
私は去年からNOSE SHOPというお店のおかげでニッチ香水にどハマりしているのだが、去年のクリスマスにたまたま参加したキャンペーンに当選し、立派なアロマキャンドルを頂いてしまったのだ。
名前のインパクトに度肝を抜かれるが、穏やかなバラの香りのアロマキャンドルだ。
いざウキウキと火をつけて使ってみると、そのままの香りよりも一層香りが柔らかくなり、素敵なものをいただいたなと大変嬉しい気持ちになった。
しかしここで問題が発生する。
煙のせいでのどがいがらっぽくなってしまうのだ。
また、私はもう本当にびっくりするほどうっかりやなため、火の扱いにも少し自信がない。
その為、使う時に色々気になってリラックスできないという本末転倒なことになっていた。
そこで見つけたのがこのキャンドルウォーマーライトだった。
届いた時は思った以上に大きくて驚いたが、床に直置きするといい感じに光が広がってくれる。
火事や煙を気にせず香りを楽しめること、落ち着く間接照明としても役立ってくれることが何よりのお気に入りポイントだ。
また、蝋の減りも遅くなるという。
部屋をゆったりと照らし、柔らかな香りで包んでくれるので、気持ちがとても落ち着く。
我が家は長らく間接照明という文化がなかったため、「灯りの柔らかさ」がもたらす癒しの効果を改めて実感している。
柔らかい光に照らされているという感覚は、愛されているという感覚に近いのかもしれないと思った。
気が滅入る時や、落ち着きたい時に寄り添ってくれる灯りを取り入れたのはとてもよかった。
大切に使っていきたい。
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