明日、20歳になる私へ

今日で、19歳が終わる。明日からハタチを名乗る。
幼い頃は20才になりたくて。可愛いヒールのくつをはきたくて。小さなカバンを持って。可愛いメイクをして。都会を歩きたかった。
ずっとその想像をしてたね。ついに20才。
私の今日までの日々は、他のどの人が想像するよりも、過酷な日々であったことを、自分で認めたい。
本当によく耐えた。耐え忍んだ。よく頑張った。
よく今日まで生き抜いてくれた。ありがとう。
数えきれないくらいの死にたい瞬間に、毎度生きる選択をしてくれてありがとう。
おかげで今日も笑えた。小学生の時に初めて3DSで死ぬ方法について調べて、その日から、私と希死急慮との2人3脚の日々は始まっていた。
もう10年ぐらいかな。小学生の時の希死念慮は、まだSNSとかなかった時代だから、小くてまんまるで、たまにコロコロ転がり込んでくるような、可愛いものだったな。唯一の電波とつながれるモノで、死ぬ方法について調べて、しょうゆがぶ飲みするとか、しゃがんで立って息吸って…のサイクルをするとかで、、、
もう、小学生なんだからそんなこと考えなくてよかったんだよ。
よく頑張ったね。おつかれさま。頑張ってくれてありがとう。
中学生になったら、とっても繊細な心に仕上がったね。
20歳になる私は、繊細なもの程、美しいことを知っているよ。だから大丈夫だよ。いつも周り気にして、目つけられて、決めつけられて。大変だったね。目立つって何なんだろうね。
大人6人に狭い部屋に閉じ込められて、1人ずつ順番に私に暴言を吐いて、、、きっとあの日が人生で1番泣いたな。うんうん、よく頑張った。きっと、あの日のことを覚えているのは私だけだろうな。14才が立ち向ってはいけないような理不尽だな。
いまだにトラウマだと言ったら、何か変わるかな。今思い出しても涙が出ます。
その日から、私の希死念慮は、いびつな形で、ゴツゴツして、重いものになった気がするな
あんな大人には絶対にならない。
この気持ちを持ち続けることが1番の復讐だから。大夫夫、私が、これからの私が、あいつらなんかのせいでダメにされないように、頑張ろう。
そんなにツラいことがあったのに、高校受験勉強、頑張ってくれてありがとう。
今、とっっても楽しいし、人生で1番良い決断だったって言い切れるよ。
高校生になって、SNSをよく見るようになって、初めて、「死にたい」が、自分の中の「死にたい」が見えた気がする。けど、そのおかげで、希死念慮との付きあい方を学んだ気がする。死にたい気持ちと共に、生きていこうね。その気持ちを持つ人にしかく分からないやさしさがあるからね。
死にたくなるのが、生きている証拠だから。希死念慮を認めて、明日も起きようね。高校生の私よ、よくそこに気付いてくれた。
おかげさまで、今、生きやすいよ。ありがとう。
何度電車に飛び込みたくなったか分からない。何度、電車で泣いたか分からない。他人といる時、バイト中、授業中、1人でトイレで泣いたか分からない。何度、1人で夜中にベットの中で死にたい夜を過ごして、夜を明かしてきたか分からない。こんな私、誰も知らない。知らなくていい。知られたくない。馬鹿にされるのも絶対に違う。分かったような気の態度を取られるのも違う。
こんな私の生き方を、気持ちを、過ごしてきた日々を、理解して、認めてあげるのは私だけでいい。誰にも触れさせたくない。
今までの自分よ、たくさんの死にたい瞬間を乗り超えてくれてありがとう。
おかげさまで、20歳になることが出来ます。
このまま、頑張るぞ!!待ってろよ!!未来の私!!

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