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”平沢さん”とこの”大河くん”この頃少し・・・良いよ。
新型コロナウイルスの脅威は今日も続いてます。
今日もスタンドはガラガラでした、が。そのガラガラのスタンドに飛び込む白球を見て心を満たされた千葉ロッテフリークも多かったことだろう。
この平沢大河のホームランを刮目せよ。
【ファーム】
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) August 24, 2021
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千葉ロッテの展望を語る先に必ず”平沢大河”
千葉ロッテファンがみんな大好き、平沢大河。高卒野手としてドラフト1位で入団して以来、”ロッテファンの弟”として暖かい眼差しで見守り続けられてきた将来を嘱望されている選手の一人。
2015年の入団から早6年が経過したが、未だにファンを納得させるまでの成績を上げることはできていないのが実情だ。そして、いつだって平沢大河が上位進出のキーマンであることは認識されているのだ。
遊撃手として入団し、大型遊撃手でメジャーリーグ屈指の強打者・アレックスロドリゲスの如く背番号13を背負った若者は外野手での出場を経験したり、遊撃手以外の内野を経験したり、この5年確実に経験を積んできている。
「でも、物足りない。」「全然、足りない、足りない。」
それが千葉ロッテファンの心の声だろう。
最近でも良い選手は続々と千葉ロッテに入団してきている。
安田尚憲や藤原恭大、山口航輝をはじめとした野手陣、佐々木朗希という球界の宝候補も入団した。彼らを軸に千葉ロッテが黄金時代を迎えることを夢見て語るロッテファンだが、その”最後のピース”として必ず平沢大河の存在が語られることになる。
平沢大河の逆襲がみたい。
1軍に上がることなく終えた5年目のシーズン。右ひじ骨棘切除・遊離軟骨除去術を行いスローイングに対しての不安も消え去ることができ、これでようやくあのしなやかなスイングで打球を”乗せていく”バッティングに磨きがかかるかもしれない。
そう思うとワクワクするし、今日見せてくれたライトへのホームランはまさにThe平沢大河というホームランの弾道、スイングだったと思う。
かつてはあの野村克也をもってしてそのスイングスピード、スイングの完成度を”60年プロにいるがいない!”と言わしめた才能の持ち主。
OBの内竜也も大きな期待を寄せている一人であるが、平沢大河で避けて通れない議論は「内野か?外野か?」という問題である。
もちろんプロに入るくらいなので技術的には申し分ないものの、器用なタイプではないのでは?と映る場面も多く、個人的には外野手に適性あり、と踏んでいる。
単純に内野の方がポジションの数は多く、現有戦力を見回してもまだ内野の方がレギュラー奪取に近いと見る節もあったが、どうしても内野手平沢には「器用貧乏」という印象が付き纏ってしまっている。
のびのびと”天性の打撃を活かす”という思い切った割り切りもアリなんじゃないかと今日の打球なんかを見ちゃうと期待してしまう。
6年目の平沢大河、ここのところ少し良い感じ。
是非、この5年の鬱憤を晴らす”逆襲”を見てみたい。