成果は数%ではなく数倍を狙おうという話
こんばんわ。
2022年もあとわずか。クリスマスイブの夜におとどけしています。
ものごとを改善しようとするとき、数パーセントの改善を目指すのではなく、数倍改善できないか考える習慣をつけようというのがこの記事のテーマになります。
なぜ数パーセントの改善を目指すのではなく、数倍の改善を目指すほうがいいか。
それはもちろん出せる成果が圧倒的に違うからです。
数パーセントの改善は現行のちょっとした改良で可能なことがほとんどです。逆に言うと、数パーセントの改善を考えている限り、現行のやり方を根本的に変更するような施策を考えることはありません。でも、何かを数倍改善できないか考える場合は、今のやり方を根本的に変更するしかありません。根本的にやり方を変えるためには、今の作業で何が本質的なものなのか、何は捨ててもいいのか峻別する必要があります。要するに、数パーセントの改善と数倍の改善では考え方を根本的に変える必要があるのです。
成長率が数%の普通の会社にいると、数%の改善がふつうのことで、その常識ベースで考える人が多いのじゃないかと思えます。でも、会社の営業利益ならともかく、自分が関わっている個別の業務の改善なら数倍とか桁を変えるような施策って割とあちこちに転がっているんじゃないかなと思うんですよ。
毎四半期にたとえば5%の改善をする施策を考えるとします。全部成功するとすると、100だったものが1年後に122ぐらいに増えます(たぶん)。
毎四半期に2倍の改善を施策を考えるとします。3回うまくいかず、4回目で成功したとしても200になります。うまくいくと2倍でなく10倍や100倍になることもあります。
挑戦に失敗しても会社に大きな損害を与えない限りは給与がさがったりしないことを考えれば、そして成功したときのインパクトを考えれば、数倍の改善を常に狙うほうが得策じゃないですかね。
そういうことをいつも考えていて、実際に出せた成果の例はこんなのです。
https://techblog.yahoo.co.jp/entry/2022112130381539/