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暮らすように旅するなんてそんな理想あるかいと思っていた

東洋子さんのnoteが好きで、よく読んでいる。


今回、このnoteを読んですごく腑に落ちた。

私は海外旅行が好きで、最低でも年一回は行けるようにしている。でも、前回の旅で「疲れ」を感じてしまって。
あ、これが老いということなのかな?と30代半ばにして思っていた。
もしくは気持ちの変化かな?と。

メジャーな観光地はマスト、お腹がいっぱいでも現地の料理を食べて寝る間を惜しんで街を歩き、ホテルは寝れればOK。
とにかく時間がもったいないから行けるところ観られるところ、体験できる場所食べられるものを徹底的に詰め込んだ旅をしてきた。

でも、疲れと同時に虚しさを感じてしまったのだ。なんなら旅の途中で具合が悪くなり、早く日本に帰りたいとさえ思った。

そんなこと今までなかったし、もっと長く滞在したいと思うくらいだったのでそんな自分にショックだった。

もしかしたらその国との相性かな?、たまたま体調が悪かったのかな?とも思ったけど、今までと違うのは旅に対するワクワク感がそんなに高くなかったのだ。

友人から世界一周とか何十カ国に行ったとか話を聞くと、「いいなー、私も思い切って長期間の旅をしたいな」なんて羨ましく感じていたけれど、

「あ、今後はそういう旅はできないかもしれない、というか必要ないかもしれない」と思ってしまった。

よく「暮らすように旅をする」なんて言葉を見かけるけれど、いやいや実際には無理でしょなんて思っていた。

でも、それを無理だとしていたのはどこのどいつだい?

・・・・。

アタシダヨっ。(あれ?遠い昔に聞いたような)

もしかして私はいわゆる「旅」に飽きてしまったのかもしれない。

滞在先でのんびりして、好きなものを食べて飲んで、まったり過ごして好きな時に寝る。
(正確に言えば暮らすということは、仕事をするということも含まれるのかもしれないけれど、暮らす「ように」だからそこは気にしない。)

ある人はそれをもったいない!と思うだろう。
ある人はなんて贅沢なんだ!と思うだろう。

楽しみ方、過ごし方は人それぞれ。
自分の気持ちに素直にいこう。

これからはまた違った自分なりの「旅」を楽しめそうだ。

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