人生のチャンス

先日、たまたまこんな記事を読んだ。

澤穂希、2歳の娘に本気で語った人生哲学「そんなにチャンスないの」

エンタメ系のニュースはそんなに興味がないのだけれど、タイトルの「そんなにチャンスないの」という言葉に目がいって。

至極当たり前のことをおっしゃっているんだけど、久々にガツンと来た。
ガツンと言うより、ズシンという言葉が適切かも。

あの時この選択をしていたら、この道を選んでいれば・・・
そんなタラレバを思い悔やんでも、今を生きている上では全く無意味だとは思うけど、この記事を見た時はふっと頭に浮かんでしまった。

私があの時、反対を押し切ってでもあの土地へ行っていたら。
私があの時、別離を選んででも違う道へ進んでいたら。

あの時は、あんなに「チャンス」があったじゃないか、と。

人はそれぞれ色々な環境で生きていて、自由に動き回れる人もいれば
育児や親の介護、仕事など様々な理由で身動きが取れない人もいる。

「あなたはしがらみがない状態で何を迷っているの？」

そんな風に言われているような気がした。

今の状況で決断できないのなら、この先やりたいと思った時にできない状況になっているかもしれない。

年を追うごとに背負うものが増えていく気がする、三十路の中盤。
台風の雨が打ち付ける窓を眺め、一人静かに考えるのであった。

今日のnoteはなんだかダークな感じになってしまったけれど、今が不幸だとかそういうわけではありません。

これも自分で選んだ道だから。