ドレスを着ていなくても、写真の価値は変わらない
東京・千葉を中心に活動しているフォトグラファーの高野です。
最近はコロナの影響もあり、結婚式当日を延期やキャンセルされるかたも多いかと思います。
そのかわりにフォトウェディング、つまり前撮りなどのロケーションフォトを実施する方が増えています。
ただ、結婚式の延期やキャンセルに費用がかかり、前撮りなどではドレスを用意できない・着れないと悩む方も多いはずです。
もしそこに引け目を感じているのであれば、そんな必要はないと伝えたいと思って、この記事を書いていきたいと思います。
飾らないで良い
ドレスやタキシードなどを着ると、どうしても改まった雰囲気になり、いつもの自分達らしさというものを自分達で意識しづらくなってしまいます。
いつも着ている私服であれば、そこまで意識せずに普段通りに過ごすだけで良いので気持ち的に楽になれると思います。
見返す写真になる
ドレスの写真が見返さなくなるかというと、そういうわけではないですが、私服での写真のほうが気軽に見れて、誰かに見せやすいという特徴もあります。
写真は撮影しているその時間ももちろん大切ですが、できあがった写真を見なければ何の意味もなさなくなっていきます。
気軽に見返せるというのは、一つの大きなメリットかと思います。
どの場所でもフィットする
ドレスやタキシードもそうですが、和装でもロケーションによって合う・合わないがでてきてしまいます。
ただ、私服だとどこでも合うので場所を気にすることなく、自分たちの縁のある場所や好きな場所で撮影することができます。
せっかく残すのに自分たちと無関係の場所よりも、少しでも関係している場所で残したほうが思い入れも大きくなっていきます。
気負いしないで残しましょう
ドレスじゃないと…など思っている方がいるとしたら、そんな気負いせずに残しましょう。
写真は誰かに褒めてもらうものでも、誰よりも目立っていないといけないというものでもないです。
撮影されたふたりが当時を思い返したり、子供に伝えていくときにツールとして使ったりと、本来はもっと内輪での使い方だったはずです。
誰かに自慢できるとか、そういう感情よりも、相手と自分がどんな気持ちでこの時を過ごして、残していきたいかが大事ではないでしょうか?