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柴犬さくら手術をしました~乳腺腫瘍~
12月に入り満月イチョウの出店がひと段落した頃、散歩終わりのさくらの足を拭いて家に入れようと抱きかかえた時にお腹に小梅大のしこりがあるのを見つけ、ちょっと嫌な感じがして翌日急いで診てもらいました。
いつも診てくれている先生も急に現れたしこりに驚きながら検査をしてくれました。
左側の乳頭にできた腫瘍は、小梅大のものを含めてお米のようなサイズのものも2つあり乳腺腫瘍だと言われました。
悪性良性の割合は50%50%、悪性の場合は肺へ転移する可能性が高い場所だという事でしたが、この時点のレントゲンには転移は見つかりませんでした。でもレントゲンには5㎜以下のものは映らないそうです。
急にできた腫瘍の場合は増える可能性があるようで、一旦様子をみる事になりました。
数日後に行った検診で腫瘍は数もサイズも変わらず、12/23に手術の予定!
入院は5日ほどを予定していて年内には退院してお正月休みで私も一緒に居れるし頑張ろうと思っていたのですが!!12/23当日にお腹の調子を崩してギョロギョロ音が止まらず・・腫瘍も変化がなかったこともあって、まずはお腹の調子を整えることを優先する事になりました。
柴犬は腸の病気になりやすいらしく、その点を懸念して血液検査をしたところアルブミンの数値が正常値を下回りこっちの心配も出てしまいました。
1週間ほど腫瘍と腸にアプローチする薬を飲んで様子をみて検査をし、血液検査の結果もよくなっている事と腸の調子も悪くなさそうという事で改めて1/4に手術を予定しました。
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看護師さんが写してくれました。
1/4を迎えるまでの5日間の間にお腹を下したさくら。
その旨伝えて検討した結果、4日はお腹の調子も悪くなく諸々の数値も悪くない事から手術を受けることとなりました。
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散歩の距離は最短!さくらは外でないとトイレをしないのです。
発見から手術まで約1か月。
先生から細かく丁寧に説明をしてもらい納得して手術をしてもらいました。
納得して手術をしてもらったけど素人で病状は詳しくここには書ききれないけれど、大きな手術をさせて入院をさせることに対して、痛い事された・置いていかれたと感じさせるかもと思うと苦しかったです。
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緩んでいる姿を見ると幸せな気持ちになります。
手術でお腹の毛を剃ったので、お腹は短毛。
さくらは迷子で我が家に辿りつき、寂しい思いも苦しい思いもしてきたし、出会った時の不安そうな表情が今も思い出せてしまうので、また不安を感じさせてしまうかもしれない事に対して色々と思うところがありました。
でも腫瘍はそのままにしない方が良く、元気で一緒に居るための手術として頑張ってきてもらおうと自分の気持ちは整理しました。
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色んな考えがあって、ここで手術を選択しない場合もあると思います。
人間と一緒に居なかったら薬飲んだり手術したりもありません・・さくらは私たちの所にやって来て一緒に暮らす事となったので、この環境で暮らす私たちが選択した一緒に暮らしていける方法の中で共存していってもらっています。
色々と意見や選択があるけれど、安心して元気で暮らせる方法は何だろうかと考え、自分たちの選んだことをしていくしかないなと思っています。
N.