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時短作戦!Part2 DAWテンプレを作ろう。

こんにちは。
すとらげです。

今日は時短作戦!Part2ということで

DAWテンプレを作ろう。

についてお話をしていきます。

DTMerにとっては早い段階で取り組んだ方が良いを思うので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います!

DAWテンプレとは?

DAWテンプレとは、楽曲制作において頻繁に使う音源の立ち上げやそれに対してのエフェクタープラグインの事前設定、BUSのルーテイングなどを予め設定し、保存したファイルです。
楽曲制作にスムーズに取り掛かるため重要なものとなります。

ある程度の頻度で曲を作り続ける場合、毎回楽曲制作の度に、1から音源やFX、BUSなどの設定を行っていると、トータルでかなりの時間を割くことになり兼ねません。
そうなることで、クリエイティブに使いたい集中力にも影響が出てしまうこともありまし、限られた時間の中で制作をしなきゃいけない方々にとってはとても勿体無い時間になってしまいます。

自分が今後多く作っていくであろうジャンルのテンプレートを最初の内に作ってしまえば、これからの制作時間を確実に短縮することができます!

テンプレを用意しておきたいジャンルと理由

テンプレートはすべてのジャンルに必要ではありませんが、個人的に以下3つのジャンル(かなり大まかに)の場合、用意しておいて損はないと思います。

1、エレクトロ・EDM系
2、バンドサウンド
3、エピック・オーケストラ系

なぜこの3つかと言うと、ほぼ毎回必ず立ち上げるもの・設定しなきゃいけないものが存在するからです。

エレクトロ・EDM系
リズム系のアウトの設定、サブベースの立ち上げにミッドベース(上物ベース)のローカット等

バンドサウンド
ドラムのパラレルアウトに、ベースのダイレクト系の音と歪み系の音をブレンドできる設定等

エピック系
ストリングス、ブラス、パーカッション系の常連主要人物の立ち上げ等
(木管はエピックで入らないこともあるので抜いてます。。)

また、全てにおいて言えますが、各チャンネルへのEQ、コンプの設定やリバーブチャンネルも1〜2くらいは必要だったりしますよね。

ですので、これらのジャンルの制作用には、大まかでもいいので、自分が必ず必要なものが予め立ち上がっているファイルを1つずつ用意しておくことをお勧めします!

使用方法

まずは、作成したDAWファイルはテンプレとわかるように名前をつけましょう。

スクリーンショット 2020-11-24 2.00.15

テンプレ_エレクトロ・EDM
テンプレ_バンド 等

僕の場合は以下の流れで使っています。

外部ストレージにテンプレファイルを保存
⬇︎
Mac本体にコピー
⬇︎
ファイル名の変更し制作
⬇︎
作り終わったら外部ストレージの楽曲ファイル保存用フォルダの移動
⬇︎
Macからは削除

注意点

注意点をあげるとすれば、細かく設定しすぎないことです。

例えば、エレクトロ・EDM系のテンプレで、ダブステップやらトラップに特化させた音ばかり立ち上げるとか、バンド系で最初からゴリゴリのメタルの設定になっているとかです。(ピンポイントでそれしか作らないならいいですが、、)

これだと、小回りが利かなくなってしまいます。
僕も最初にテンプレを作った時に、それ自体に縛られることもあり結局何度か見直しました。。。

あくまで、箱の中に簡単な骨組みと最低限の材料を手の届くところに用意しておく位の意識でテンプレを作ると便利かと思います。
エレクトロを例に挙げると、

そのテンプレから何か消去することなく、ハウス系も作れ、サイバーゴスもいけるし、フューチャベースやシンセウェイブも作れる。

みたいな感じが理想です!

これを使わなきゃいけないと思うようなものや、予め立ち上げているも使って曲を作ると同じような物しかできないテンプレはNGです。

テンプレが作れない方に

色々書いてきましたが、まだDTMを始めたばかりの方で、最低限何が必要かわからない方も多いと思うので、次回の投稿では実際に僕が作ったテンプレを元に、その辺の解説していこうと思います。

過去に何曲か作っていてテンプレを作って無いという人は、今までの作曲データの中から選んで複製して、テンプレ用に保存し直すとかが最短かなと思います。
曲作りで煮詰まった時や、なんだか作曲する気分じゃ無いって時があれば、これを作る時間に当てるのもアリですね!

次回もお楽しみに!



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