さよなら! LeicaQ2!
とかなんとか言っていたやつがLeicaQ2と歩んだ1年はこちら↓
とは言えその1年後、とある理由からQ2を手放そうとしたこともある。
とある理由はこちら↓
手放したらそこそこ入ってくるだろうから、みんなで豪遊したらすこしくらい気が紛れるかなーなんて思ったりもしていた。
でも、その時は踏みとどまった。
『Q2に罪はないからね』
『Q2もケンジさんのもとに来られて喜んでるよ』
と教えてくれたひとがいたから。
いつもその時々にクリティカルな言葉を運んでくれる。
Q2はたくさんの風景を撮ってくれた。
防塵防滴やし。
細かなところまで美しく表現するし。
入手してから1年間、ずっと一緒だった。ただ、昨年の5月以降からだんだんとM10-Dがメインになっていった。
そしてご縁は突然やってくるもんだ。
チラッとだけLeica Q2のお話しをした「Leicaに恋して。〜 episode001 〜」の回。その動画を見た方(以下、Qくんと呼ぶ)からDMが届いた。
『交渉させてもらえませんでしょうか』
DMからはQ2への気持ちがビンビン伝わってくる。動画を見てくれている途中でDMを送ってくれたようだった。
もうこの時の熱量でQ2は差し上げてもいいかなって思ったけど(すこしは悩め!)、ただ使ったこともない憧れの状態だけで買っても、、、ねぇ。
「その前に使ってからの方がいいからとりあえず撮りに行こう。使ってみてから買わないって選択肢もあるから、とりあえず使い倒してみて。」
で迎え入れるかどうかはお任せするよと。
まぁこういうときは、勢いも大切だけどね。ぼくがつけた傷じゃないけど傷は多いし、ちゃんと説明すべきことは説明したかった。だからリスクも含めて、ぼくが譲り受けた時よりも懇切丁寧に説明した。
Qくんも植物を撮影しているということなので、「咲くやこの花館」に行ってきた。咲くやこの花館は日本最大の温室がある屋内植物園。花博記念公園鶴見緑地公園内にある。
熱帯から乾燥地帯、高山など様々な気候帯の植物が展示されている。
屋内展示だから涼しい、、、とおもったけど甘かった。めちゃくちゃ暑かった。東京の夢の島熱帯植物館はそんなに暑くなかったんやけどな。さすが大阪。でも高山植物のコーナーは天国だった。涼しい最高。
いろいろ撮ったり話したりする中でわかったことは、Qくん実は20歳以上も年下だった。そんな年下にこんな熱さを見せられたらねぇ、年配者としては応援するしかないよね。
価格は中古市場相場の3掛けくらい。ぼくが買った金額の5掛けくらい。でも売ったら利益は出ると思うよ。困った時はなにかの足しになるんじゃないかな。おまけにnanigashiのホットシューとSDカードもつけた。好きに使い倒してくれたらそれが本望。
自分で買ったカメラを有償で人に譲るのは初めてだと思う。だって手元に他にもいろいろ残ってる 笑
キミは楽しさとよろこびと、そして新たなご縁としばしの混乱をもたらしてくれた、とても素敵なカメラだったよ。
行き先はわかってるからきっとまた会えるしね。まったく心配はしていない。
ありがとうQ2! さよならQ2!! いい写真撮らせてもらえよ!!
さて、次からはM10‐DとM4‐2を持ってどこに行こうかな🍻
(あとX-Pro2 とか KODAK EKTAR H35 とか そういやバルナックも......)
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