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大量飲酒の怖さ

 忘年会のシーズンです。それにまつわる怖い話です。

 盛り上がった宴会では、どうしても飲み過ぎてしまう人がいます。他人の介抱をされないと歩けない状態になるまで酔ってしまう、よくあるパターンです。

 アルコールは著しく運動能力に悪影響を与えますから、飲み過ぎれば当然の成り行きです。そして、最悪なのは高所転落、階段を踏み外して落下。

 頭部を強打して亡くなってしまうこともありますが、それよりもむしろ恐ろしいのは、頚椎損傷で下半身、最悪四肢麻痺になることです。

 本人は酔っぱらっていたので記憶が飛んでいる場合が多く、酔いから冷めて病院のベッドで初めて手足が動かず、感覚がないことに気付きます。

 本人はもちろん激しく動揺して、医師に「えっ、これ治るんですよね?」聞きます、当然です。

 それに対して、「一生治りません」と宣告する医師は、とても辛いのです。

 もちろん、交通事故や格闘系のスポーツでも起こり得る怪我ですが、酒さえ飲み過ぎなければ、、、。

 アルコールは、とても危険な飲み物なんです。

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