【研修】長野県 木曽町 地域と一緒に考える これからの企業の人づくり 健康づくり に参加①
プログラム
1)木曽町の取り組み紹介
一般社団法人木曽おんたけ健康ラボ
田上 仁 代表理事
2)講演
MOMO統合医療研究所・産業医
木村理沙 先生
3)トークセッション
TOPPANグループ健康保険組合
加藤博信 専務理事
パーソルワークデザイン株式会社
ヘルスケア企画部 長野和洋 部長
モデレーター 株式会社さとゆめ
浅原武志 取締役COO 長野支社長
4) 企業交流会
1)木曽町の取り組み紹介 https://ontakelabo.jp/
開田高原ウエルネスプログラムについて説明がありました。長野県開田高原の里山エリアのラボの森や木曽馬の里、山麓エリアの尾ノ島自然公園などでウエルネスプログラムを展開。
開田高原の4つの特徴 ①標高1100mの準高地 ②御岳山からの恵みの水 ③正常な空気と森林 ④地域のヘルシー食材や郷土料理 を使って森林療法 水療法 高原トレッキングといった気候性山岳療法。ヨガ・エアリアルヨガ、ピラティス、温泉といったリラクゼーション・瞑想。発酵食・郷土料理(すんき漬け等)高原野菜利用の食事療法。木曽馬利用のセラピー・ブラッシング・ふれあいウォーキングなどの木曽馬コミュニケーションといったプログラムを展開しているそうです。
【感想】
森林浴や森林セラピー、ヨガなどは良くプログラムにとりいれられてますが、木曽開田高原のウエルネスプログラムの一番の独自性は、木曽馬との触れあいではないでしょうか。木曽馬による動物セラピーが売りになると思われます。また地域の特色出すのに、郷土食のすんき漬けも、発酵食ブームの中独自性のある素材と思いました。
2)講演 健康経営における自然豊かな地域での保養の活用
~基礎保養プログラム2022効果調査
というテーマで、MOMO統合医療研究所・産業医の木村理沙先生から
“人は自然から遠ざかるほど病気に近く”という ヒポクラテスの言葉からお話しが始まり、①心身のバランスを整える②考え方の柔軟性の回復③自然・人とのつながりが自然環境での保養・研修の目的・意味。森林セラピー・森林浴のお話し、そして木曽開田高原でのモニターツアーでの効果測定を元にした、自然が人に与える効果のエビデンスのお話しがありました。
【感想】
自然が人のこころと身体に良い事はわかってましたが、データとして効果判定がされると、プログラム活用の説得力になりますね。示されたデータの中でも、プログラム後、家に帰ってからも効果が持続しているデータはとても興味深かったです。
今回はここまで、プログラム3・4は次回また書きます。