日本の女性管理職登用の遅れ
世界の上場企業の取締役への女性登用については欧州は積極的でありフランスやイタリアは3割を占めます。次いでアメリカは2割に達するものの日本は約4%と世界最低水準となっています。今回は、女性管理職登用について検証します。
ワンオペ育児高度経済成長期であれば男性が外で働き、女性が家庭を守るというスタイルがむしろ一般的であり、年金受給額のモデルケースでも同様の家庭を想定し試算されています。しかし、現代では、共働き世帯が一般化したにも関わらず女性への家事偏在が当たり前のように残ってい