GLAYのインスト楽曲たち
SPEED POP
アルバム『SPEED POP』の1曲目。実はあまり1曲目に着目して聴いたことがなく、気づいたら「HAPPY SWING」になっているということばかり。耳をそばだてて聴くと、ライブのオープニングSEとして使われていたりするのだなということに気づく。初期の頃のライブではよく使われていたイメージ。
chronos
「SAY YOUR DREAM」のシングルの1曲目。
15周年のテーマソングとも言える1曲で、「SAY YOUR DREAM」のメロディが入っているから泣けてくる。
Burning Chrome
HISASHI作曲のインスト。ベストアルバムのほぼ新曲DISCの1曲目。くすぶっている心を奮い立たせてここから始まるという火種的楽曲。15周年の象徴のような楽曲。
Tokyo vicce terror
15周年のアニバーサリーライブの映像パートでの相棒的楽曲。あの時の映像がフワーッと浮かんでくるほど、脳にも心にもこびりついている。パブロフの犬状態。すぐにあの日のライブに戻れる。
https://www.youtube.com/watch?v=JLV7acVhsMc
カイエ
気づいたら再録の「Winter,again」になっていた・・・という衝撃をまず受ける楽曲。冬の迷路に迷い込んでしまったような楽曲。3拍子がなんかちょっと調子っぱずれ感を齎す不思議さが残る。
gestalt
『JUSTICE』『GUILTY』ツアーのシンボル的楽曲。オープニングSEとして、インパクト大。不穏さを表現させることにおけるHISASHIの才能には、それこそ脱帽だし、驚きを隠し得ない。それでいて、脳も心もガバッと持っていかれてしまう。
REIWADEMOCRACY
25周年アニバーサリーアルバムの1曲目。ライブでは、2曲目の「反省ノ色ナシ」のイントロっぽい立ち位置に。昭和から平成に元号が変わった時のように慌ただしさや激動感はなく、準備を十二分にに整えて、落ち着いた状態で平成から令和に移行をしていくような様子が、楽曲から伝わってくる。はじめはベースとアコギ、シンバルの音がなっている程度。そこにギターのメロディが加わって徐々に新しい扉へと進んでいる感じが伝わってくる。
圧倒的な歌力を持つTERUのボーカルがGLAYの真骨頂であることは間違いない中で、こうやってインスト楽曲を聴いていると、ライブにおいての存在感のある楽曲が多いことに気づく。インスト曲だからと侮る勿れ。TERUの声はないが、その後に続くTERUの声を想像しながら聴くのもよし、インスト楽曲以外ではなかなかゆっくり聴けない音に耳をそば立ててみるのもよし。
インストの世界も興味深い。