初カミングアウトは"ほぼ突然に"
きゅうり君の初カミングアウト。
本当に突然に訪れた。相手はちょいょいnoteでも話に出てくるサークル仲間のとまとさんである。なぜ彼女にカミングアウトすることになったかと言うと、
最初はサークル仲間の仲良しで、中性的なきゅうりくんは、とまとさんの事実上の初恋の相談に乗っていた。理系のとまとさんは同じ学部の社会人学生の方にとても片想いをしていて、彼が、「(土)は図書館で勉強する」というと彼女も参加したらしい。
とまとさんの失恋は突然に来た。
「その男性には妹にしか見られない」と真夜中に電話をかけてきた、とまとさん。
まぁ、10歳以上ちがければ、しょうがないのかも知れない。ひたすら話を聞き、それだけ誰かを好きになったのは素敵なことだねと伝えた、きゅうりくん。
サークルの同期の女子はその話題で持ちきりだ、もちろん、とまとさんが自分で言いふらしていたので当然だ。「きゅうりくんはめっちゃやさしい、夜中に電話4時間ぐらいつきあってくれた、」「一緒に泣いてくれたんだよ」(性格に言うと、まず学校内で告白できることが羨ましいと思って自然と涙が出た。これはとまとさんには永遠の秘密である)
とまとさんの次の恋愛対象
それはなんと、きゅうり君であった。失恋後も何度か(金)と(土)の夜の長電話は良くしていた。その流れで「私好きな人が出来た。気付いているだろうから、自分で当てていいんだよ」「今度対面で話せる」と居酒屋へ誘われた。
既にきゅうりくんは電話で気がついていた。電話では、「年上好きなんだよねー、元カノは13歳差だったー」などと、お茶を濁らせ、決戦の居酒屋へ向かうのであった。
告白されたきゅうりくん。粘るほろ酔いとまとさん
告白させて、御断りしたきゅうり君、
「なんで~、私たち絶対に合うと思うの~」「家族以外の男の人とここまで話盛り上がったことない」「友達からゆっくりも良いじゃん」
「ここまで、断られるなんて、同性愛以外考えられない」
もう無理だと思ったきゅうり君。
「そうです。ゲイです。元カノの話はすべて元カレです」と答え、人生で初のカミングアウトをした。
「もう、サークルにいられないのかな」と思いながら。
意外な反応
「えー確かに話が合いすぎたからな」←ほろ酔いではもうない。
「あ、バイと言う考え方も」「経験してみたら、変わるかも、まだ10代だし」
「きゅうりくんは、もうお手上げ、口ポッカーン」
結局は酔っぱらいの介護をして、始発電車でお家に帰りましたとさ(笑)
結局お母さん気質のきゅうり君。「サークルにいれなくなっちゃうんじゃないか」という考えはどこかにいってしまい。3時頃シラフになったとまとさんに「飲み過ぎ、僕がゲイだから良いけど、男と二人っきりのときにこんなにのんじゃダメなんかあったらどうするの。家で飲むか、女の子がいる時にのみな」と激高した。
始発電車を駅前でとまとさんと待つ間「私こうやってならんで座っているけど、きゅうり君にふられたんだよね(笑)」「これは間違えてゲイに告白しただけだから、告白とふられた事はカウントする必要がないよ、それより酒ぐせ(笑)」
とまとさんとは、その後1番恋愛相談をしあう中となり今でも良く話す。ある意味きゅうり君にとってとてもいいカミングアウトだったのかも知れない(笑)
後日談、とまとさんは、もちろん、告白やカミングアウトの話はサークル内で秘密にしてくれていたが、
「きゅうり君と、二人でのんでめっちゃ楽しかった」(他の女子)「いいなー楽しそー」
「きゅうり君にとっても優しくて、酔いつぶれてふらふらの私介護してくれた。でもその後女の子なんだからダメでしょってお母さんみたいに注意された」と、話していた。
きゅうりくんの意見にその場の女子3人は賛同してくれて、とまとさんは、軽めの注意を受けていた(^-^;
noteでは僕「きゅうり君」の17歳からの27歳までの恋愛と、
27歳から30歳までのリアルな恋愛は諦めて腐男子として生きている等身大の自分を日記を公開しようと思っております