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さあ出陣決めたころには、誰もいない
皆さんは結婚相談所をご存知ですか。結婚相談所というと男女だけの物というイメージがあると思うのですが、実を言うとゲイ向けの物も存在するのです。きゅうり君は、24歳、27歳、そして現在29歳再度チャレンジしようと考えている。
家庭に憧れているきゅうり君
お花畑のきゅうり君。24歳。早い女友達は結婚を決めることもあった。
大学のサークル時代、カミングアウトしているしている女友達の同期には、自分が一番最初に結婚(同棲)すると思う。「目指せお婿」と意気揚々と話をしていた。しかしながら、現実は違った。29歳の現在「恋も仕事も万年セカンド」というブログを書いている訳であるから現実はそんなに甘くなかった。当時「私結婚できないな、だから独身貴族だ」と言っていた子が、1番に結婚し、「私結婚できないかも」と言っていた、お米を洗剤で洗うと思っていたお嬢様が、フラれた事をばねにお料理学校に通い自分磨きをして、同じ公務員の男性と結婚した。前職の休憩時間に笑い話にして言うと「あるあるね(笑)」と年上のおばさまが笑ってくれた。
しかし家庭に憧れているきゅうり君。親が自分の年齢の時、お見合いを何度もしていた。箱パパは13回くらいお見合いをしていた事。そして、セカンド君とあだ名を付けられ、夜な夜な涙を流す時期を過ごしていた。恋愛ではなく婚活しようと行動を始めるのである。
お見合い相談所の門を叩く
24歳個人情報とかいろいろドキドキしながら、問い合わせをして担当の方と面談を行った。「サラ髪さん」が対応してくれた。笑顔が素敵でおしゃれなスカートを履きこなした大人女子。恋愛に疲れていたきゅうり君に色々教えてくれた。結果から言うと後に話す「美容院教授」と出会うぐらい素敵な対応をしてくださった。
24歳お見合い所では若い方であった。「きゅうり君さん、現実問題同じ年齢の方を紹介することは非常に難しいですが大丈夫ですか?、正直男女のお見合い相談所だと、きゅうり君さんの考え方は女性的な考え方で、むしろ成婚が早い方でいい感じに進むのですが、ゲイのお見合い相談所では、正直アプリでは出会いずらい。ゲイモテしない人が登録している現実があるよ」と伝えられた。
ファザコンであるきゅうり君の、当時の要望は40歳以上、年収200万以上、健康体型。まぁ一人暮らしか、カミングアウトしていれば実家住まいでも可。イケおじなら尚可。と希望を出した。サラ髪さんはきゅうり君に対し、静かな声で目は激高で叱られた。
「きゅうり君さん、同年代を希望なら、これでいいですが、40代以上希望ならこれはダメ、もっと高望みしますよ。と〇を付け直された」
意外とお見合いは組んでもらう事が出来た。しかし、中には目を合わせてくれない方もいて辛かった。お断りするとお友達から始まる方もいるから連絡先交換される人もいますよとの事。約4か月間で8件ぐらいのお見合いをして、素敵な「美容院教授」と出会った。潔く退会をすると伝えたが、無料だから休会して少し様子を聞かせてくださいとの事だった。きゅうり君はしぶしぶ休会をした。
サラ髪さん正解です。
約1か月で美容院教授とは音信不通になった。悲しくて泣いてしまった。そして泣いて、泣いている自分に腹が立った。1か月後とりあえず、サラ髪に報告をした。美容院教授とは1か月ほど仲良く過ごし、その後の1か月は、毎週誘うごとに、今日美容院だから一日無理。という事続いた。
そのため、noteでは有名大学で教授をしていた50代男性を美容院教授とあだ名を付けさせていただく。
「きゅうり君さん、もう一度始めませんか」と言われたが「もう無理です」と断ってしまった。そして、きゅうり君は婚活には諦めてアプリで、国産君に出会うという失敗をしてしまう。
サラ髪さんと再会・そして撃沈
27歳、さすがに24歳の時に門を叩いた結婚相談所は行きづらかったので、「独身証明書」が必須の少し高めの相談所を選び、門を叩いた。
きゅうり君は、その場でサラ髪さんと再会した。お互いにびっくりした。
サラ髪さんも気を使ってくれて、担当変えますかと気を遣うぐらいであったが、きゅうり君はこれも何かの縁と考え、サラ髪さんでお願いしますとお願いして入会説明を受けた。
お金・書類・判子すべて持って2度目の面接。恋愛の価値観などのすり合わせ。前回相手の希望をすべて高望みするように変更するように言われたぐらいだから、大丈夫だろうと高を括っていた。
きゅうり君は素直に今までの失敗を話し、恋愛はしたくないと突っぱねた。恋愛のキラキラよりも、落ち着いて同棲をしたい。お互いを知るためのデートはもちろんしたいが、美容院教授との海浜幕張公園でのキラキラデートがフラッシュバックされた。だからお断りした。
サラ髪さん「年上のおじさんを選ぶと言う事は、昔、今以上に隠れなちゃとか、外出でのデートなんて出来なかった時代なの。彼らを対象とするなら、恋愛をしないというきゅうり君を入会させることはできない」「男女の結婚相談所では私は、恋愛したい女性をしたい女性を止めて現実を見るように伝えた。でも、きゅうり君さんの場合は違う。きっと相手の方は恋愛したいと思うよと、その上で恋愛から落ち着いた関係に変わっていくんだよ」とご教授頂いた。
サラ髪さんはその場で決断しなくていい。そして入会金はしっかりと決断がしたときに払ってほしいと言われ、きゅうり君は書類だけ提出してきた。
結果、きゅうり君と結婚相談所さんではご縁が無かったということで、お断りさせていただいた。
今思うと、どっちが正解なのか?
きゅうり君はYouTubeでゲイカップルや、代理母で子供を授かった国際カップルの動画など見ている。僕もこういう人たちになると決めた。
27歳~恋愛休会中のきゅうり君、少しだけアプリを再度インストールしてみた。でも現実は甘くない。体目的、既婚者多い。
そのため、再度(別の)相談所の門を叩くことにした。
27歳~サラ髪さんの所に入会していた方が良かったのか、
今説明を受けている、相談所に新規に登録した方が良いのか正直見切り発車だが、チャレンジすることにした。
29歳の今少しだけ、恋愛も良いなと思うようになったのも事実。でも安全な恋じゃないと嫌。「結婚しないのできないの」と親族に言われた時に、せめて姉にだけは素敵な人がいるから安心してほしいと報告がしたい。もちろん両親にも報告したいけど、年齢的に逆に心の負担になってしまう。姉は薄々は気付いていると思うから、少し安心だし、HSPのきゅうり君が不登校で悩んでいる時など、本当に見守ってくれた姉には安心してと言いたい。
お花畑からゴミ集積所
もう、自分の結婚(同棲)なのか、家族に大丈夫だよと報告をしたいだけなのかわからない。という。お花畑からゴミ集積所のように頭がごちゃごちゃになってしまった。
noteでは僕「きゅうり君」の17歳からの27歳までの恋愛と、
27歳から29歳までのリアルな恋愛は諦めて腐男子として生きている等身大の自分を日記を公開しようと思っております
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