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日本にいながらスペイン語の勉強が続いた理由

メキシコに住んで1年半が経ちました。最近いろいろと考えることがあって、その中で『なんでメキシコに来る前までスペイン語の勉強が続けられたのだろう?』と思い、この記事を書こうと思いました。

まだ自分はスペイン語を完璧に話すにはほど遠いですが、日本にいる間の3年間の勉強がなければ、メキシコで就職することも、まして海外に行くことすらありませんでした。
過去に英語やポルトガル語の勉強にも手を出しましたが長続きしませんでしたが、なぜスペイン語だけは続けられたのかを説明します。
今回は勉強内容というよりは、自分が実際に試した動機(モチベーション)の作り方・保ち方になります。


①スペイン語を学び始めた理由 指導の矛盾を感じた

日頃から海外サッカー、とくにスペインリーグを観ていたせいもあり、指導する際にも選手たちへ「スペインの選手はこうプレーするよ」と、映像や動きをまじえて教えていました。しかし、『自分が海外へ行ってないのになんで伝えているんだろう』と自分の矛盾に気付き、海外へ学びに行く気持ちが高まりました。多くの言語からスペイン語を選んだ理由は、スペイン以外にも多くのサッカー強豪国がある中南米のほとんどの国で話されているためです。
当たり前ですが、物事を続けていくに『こうなりたい』『もっとよくしたい』などの【欲】は絶対に必要です。

②続かなければやりたいことではない

当初は毎日5分だけ勉強することを決め、徐々に時間を増やしていき3ヶ月目からは1日30分になりました。ここで自分に課したのは病気以外では絶対に休まないことです。もし休んでしまった場合には『もう海外に行きたいとは絶対に言わない』と決意し、後戻りできない状態を自分で作りました。
過去には英語やポルトガル語も勉強していましたが、ここまでの決意がありませんでした。

③やり方を変える

最初の勉強の仕方は、文法の本をいくつか購入して、本に書かれていることをひたすらノートに書いて覚えるというやり方をしました。最初の頃は知らないことだらけで学ぶのが楽しかったのですが、さすがに同じことを繰り返していたら飽きてくるので途中からは、勉強している本を頻繁に変えたり、Youtubeにあるスペインドラマをスペイン語の音声と字幕で見てセリフを全てノートに書いたり、スペイン語のPodcastを聞いていました。

④先人たちの教えを聞く

どうしてもモチベーションをなくして勉強したくない日は、語学の勉強方法や習得の仕方の本を読んでいました。日本語以外の語学を習得している人たちは、どのようにして語学の壁を乗り越えたかを本で知ることができました。とくに日本代表のゴールキーパーの川島永嗣選手著の”本当に「英語を話したい」キミへ”は自分の状況を助けてくれました。

⑤続ければ欲が高まる

語学の勉強を続けていった結果、自分の中で『絶対に海外に行く』という気持ちが高まったのと、これだけやった勉強を無駄にはできないとも思い、海外へ行くという行動に移せました。

まとめ
これは自分のやり方ですが、もし語学を勉強したいけど続かない方は、まずは一度『なぜ勉強したいんだろう?』と動機(モチベーション)に目を向けてみてください。
そこに明確な理由がなければ、その理由を作ってください。そうすれば、長続きするのが簡単になるはずです。

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