れんげ草と青い山脈この歌大好きです

ビリー・バンバンの「れんげ草」、藤山一郎の「青い山脈」。この歌は亡き人が愛唱していた。聴いていると思い出し涙が出てくる。５月３日は妻の月命日、午前中早々に墓参りした。

妻は生前、私が死んだら小さいお葬式でいい。参列者は子どもと孫、きょうだいと甥姪だけで。間が持たないからお坊さんを呼び、お経の合間に「れんげ草」を流してほしいと言った。

葬儀の相談中、ビリー・バンバンの歌は無理と分かった。その代わり演奏者を呼んで曲を披露してもらった。

兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に男が侵入し、散弾銃で小尻知博記者（当時29）ら２人が殺傷された事件から３日で37年がたった。支局には拝礼所が設けられ、訪れた市民らが小尻記者の遺影に手を合わせた。（2024年年５月４日、朝日新聞より）

盛岡支局時代の小尻記者と顔見知り。私は３日はもちろん、４日の命日にも遠い千葉で手を合わせてきた。後日「青い山脈が好きだった」と知った。その歌を聴くたびに涙が出るくる。