大きな瞳いろんなことを監視している
田舎からりんごが届いたので仏壇へ2個、別部屋の仏壇擬きに1個供えた。 田舎の小学校には給食がなく各自弁当持参。たまに弁当が間に合わなくて、代わりにりんごが3個という人もいた。
そんな思い出を小学生の息子と娘への連絡ノートに書く。息子の「お父さんの小さかったころ」という作文を25年後に読んだ。弁当の代わりにりんごを食べていたなんて貧乏だったようです。
こたつで暖を取っている。お供えのりんご大の「大きな瞳」が目に入る。5日に描き終えた「瞳のトンネル」。この絵は近くで見ると粗さが目立つが、離れて見るとその欠陥が気にならない。
急いで描いたにしてはそこそこである。トンネル内に佇む男、外に出ると竹藪。それ以外は草原と小さな木だけ。シンプルすぎる。大きな瞳は「悪いことはするなよ」と監視しているようだ。